モデルプレスのインタビューに応じた上村謙信、本島純政(C)モデルプレス

写真拡大

【モデルプレス=2024/11/02】読売テレビドラマDiVE+(プラス)「未成年〜未熟な俺たちは不器用に進行中〜」(4日スタート/毎週月曜深夜)でW主演を務める俳優の本島純政(もとじま・じゅんせい/19)とONE N’ ONLYの上村謙信(かみむら・けんしん/25)にモデルプレスがインタビュー。2人が仲良くなったきっかけからそれぞれの熱い思いが見えてきた。【前編】

【写真】上村謙信、上裸で肉体美披露

◆本島純政&上村謙信W主演「未成年〜未熟な俺たちは不器用に進行中〜」


原作は、韓国の電子コミックで全世界で643万View超えを記録する同名人気BL作品。まだ“恋”を知らない、正反対で未熟な2人の男子高校生による、もどかしくも初々しい純愛ラブストーリーで、他人に無関心な優等生・水無瀬仁を「仮面ライダーガッチャード」(2023年/テレビ朝日系)主人公・一ノ瀬宝太郎役で話題の本島、破天荒でクラスの問題児・蛭川晴喜をTikTokのフォロワー数が日本人男性音楽アーティスト1位の580万人超えを誇るダンス&ボーカルユニット・ONE N’ ONLYの上村が演じる。

また同作のオープニング主題歌はONE N’ ONLYの「SAVIOR」。メンバー出演ドラマで主題歌を担当することは初となる。

◆本島純政&上村謙信、W主演の心境


― W主演が決まったときの気持ちを教えてください。

本島:率直に嬉しかったですし、前作(「仮面ライダーガッチャード」)で演じたキャラクターとは真逆の性格の役なので、そこに対してのワクワクと、役者としてまた大きな一歩になるんだろうなと、自分の中で新たな挑戦でした。

上村:最初に役が決まったときは驚きました。こういった経験はなかなかなかったので率直に嬉しかったのと、普段はグループで活動しているので、違う一面を皆さんにお見せできるよう頑張ろうと思いました。

― 原作を読んでいかがでしたか?

本島:未成年という曖昧な時期、成人じゃないからできないことがある中で、不器用に2人が歩んでいく姿が面白いと思いました。2人の共通点として親との関係に苦しんでいるというところもあり、これがドラマになってより鮮明になることで、恋愛ドラマという側面だけでなく、色々な人間関係の中で苦しんでいる方にも寄り添っていける作品になったら良いなと思いました。

上村:素晴らしい。

本島:おー!やった(笑)!

上村:原作は画がとても綺麗で、とにかく水無瀬と蛭川がすごくピュアですね。大人になると自分で判断できることも、未成年故のしがらみや葛藤を経験し、成長していく2人を注目していただきたいですね。また、何と言っても水無瀬と蛭川が出会って愛や青春などを経験していく過程がすごく面白いなと思いますのでドラマ化を楽しんでいただけたらと思いました。

◆本島純政&上村謙信、徹底した役作りで挑む


― 演じるうえで意識していることや、クランクインまでに準備したことを教えてください。

本島:日常生活の中で水無瀬でいる瞬間を意識していました。例えば、帰り道に「水無瀬だったらここで単語帳を開いて勉強しているのかな」「僕だったらこっちに興味を持つけど、水無瀬だったら塾のテキストや勉強に関する広告に目が行くのかな」と考えていると自然と水無瀬が自分の中に落ちてきました。あと、普段は僕は“はしゃぎがち”な性格なので、落ち着いて行動することを意識しました。

母親、友達、蛭川と接するうえでそれぞれ水無瀬の違った面を出したいと思っていて、母親といるときは良い子である自分を作り、友達といるときはフランクな水無瀬、蛭川といるときは素の自分でありながらほかの友達といる時よりももっと人間臭くなる雰囲気で、蛭川のことが好きなのか、恋が何なのかまだ分からないモヤッとした感情を意識して、表情に違いを出せるようにしています。

上村:シーンごとに蛭川がどういう気持ちなのか、どのように蛭川は存在しているのかを考えながら、監督とディスカッションをしたり、いろいろな方に相談しながら作り上げています。蛭川は、所作や言葉に力がある子なので、そういったところをどのように見せられるかと日々試行錯誤しながら取り組んでいます。また、蛭川はそれぞれの相手に対してどう思っているのだろうと矢印の濃さを考えることを意識しています。

― 上村さんは絵を描くシーンや、タバコを吸うシーンもありますよね。

上村:そうですね。昨日初めて害のないタバコを吸ったのですが、慣れていなくて大変でした(笑)。タバコに関しては事前にYouTubeで「タバコ 吸い方 かっこいい」で検索して、人差し指と中指で挟むのか、親指と人差し指で掴むのが良いのか、監督と話し合いながら撮影をしました。また、絵を描くシーンは実際に周りから画伯だと言われているので、蛭川がとても羨ましかったです(笑)。

― いざ現場に入ってみて大変だったことはありますか?

本島:時系列がバラバラな中でシーンを撮るので、頭の中がごちゃごちゃになってしまうことがありました。でも蛭川との関係性を監督とディスカッションをしながら進めているので、それは自分の中で安心になって、どっしり構えてお芝居ができているので自信になっています。落ち着き度合いもマッチしてきていると思いますが、クールな役でも無関心にみえたくはないと思っていて。水無瀬がどんなことに心を動かされて、蛭川に惹かれていくのかをシーンごとに大切にして、お芝居することを意識しています。

上村:蛭川とお父さん(オクイシュージさん)とのシーンがとても印象的に残っています。唯一、蛭川の闇の部分が見えるシーンで現場でも緊張感のある撮影でした。蛭川にとって感情的になりやすいシーンなのでとてもエネルギーを使ったのですが、僕自身改めて蛭川に入り込んで演技ができたシーンになったのではないかと思っています。

◆本島純政&上村謙信、クランクイン前にカラオケで台本読み合わせ


― お二人で食事に行かれていて、SNSからも仲の良さが伝わってきますが、仲良くなったきっかけはありますか?

本島:自然と仲良くなりました。出会ったときから話が合って「こうしたいよね」「蛭川はこうやるから水無瀬はこうじゃない?」とディスカッションをしたり、インする前に2人でカラオケに行って1話から4話までを全部読み合わせしたり、作品に対しての熱量が2人ともすごかったので、作品の話をしていたら自然と仲良くなった感じだったよね?

上村:本当にそうです。純政くんはまだ19歳なんですが、5歳差とは思えないくらいとてもしっかりしていますね。(上村が褒めた際に「やった!」と身振り手振りで喜ぶ)。等身大なところもありつつ、作品に対する責任感もあって本当にすごいなと思っています。お互いに熱量が一緒で絶対良いドラマにしたいねと話していました。原作が韓国の作品なので「韓国料理食べに行こう」と純政くんが誘ってくれて、そこでも2人でとても盛り上がったよね?

本島:盛り上がったね。美味しかったですし、2人とも「命懸けて頑張ろう!」と(笑)。

上村:「このスケジュールを乗り越えよう!」と(笑)。

本島:(大声で笑い出す)

上村:朝から声でか(笑)。

本島:朝得意だからね。

上村:さすがです。本当にこんな感じで2人で話していくうちに仲良くなりました。

― お食事のときはどんな話をして盛り上がったのですか?

上村:ドラマの話です。また、お互いのこれまでの活動についてもたくさん話をしました。

本島:「ライブでいっぱい地方に行ったりするの大変だね」とか。

◆本島純政&上村謙信、キュンポイントをアピール


― 最後にドラマの見どころをお願いします。

本島:2人が徐々に歩み寄っていく様子を監督ともディスカッションをしながら丁寧に描いているので、そこはキュンポイントです。それとはまた別に、2人とも未成年ながらに不器用に進んでいく、未熟で未成年だからできないもどかしさをすごく表現していて、未成年から大人になるまでの成長日記でもありますし、序盤は未成年ならではのワクワクや青春を楽しんでいるシーンもあるので、観ている方にも楽しんでいただけると思います。

上村:タイトルが「未成年」ということで、葛藤だったり、今の立場へのもどかしさだったりがある中で、水無瀬と出会って、蛭川と出会って変わっていく2人の様は、観ていて共感もありますし、キュンキュンポイントもいっぱいあります。あと心が洗われるくらい映像がとても綺麗です。恋愛だけじゃない、友情、葛藤、青春、生き方、いろいろな方面でも楽しめると思うので、気楽に観ていただけると嬉しいです。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

◆本島純政(もとじま・じゅんせい)プロフィール


2005年1月5日生まれ、東京都出身。2022年にABEMAの恋愛リアリティショー「今日、好きになりました。卒業編2022」に参加し一躍話題に。2023年3月よりアミューズ所属。2023年9月よりスタートしたテレビ朝日系「仮面ライダーガッチャード」主人公・一ノ瀬宝太郎役にオーディションで抜擢され、「NYLON」(カエルム)、「ViVi」(講談社)、「non-no」(集英社)、「CanCam」(小学館)、「mini」(宝島社)など様々なファッション誌にも登場。待機作に主演作品Vシネクスト「仮面ライダーガッチャードGRADUATIONS」が2025年2月21日(金)より期間限定上映、また2024年12月28日公演の『Amuse Presents「最初で最後?!TEAM HANDSOME!冬の大運動会」』への出演が控える。

◆上村謙信(かみむら・けんしん)プロフィール


1999年7月8日生まれ、愛知県出身。TikTokのフォロワー数が日本人男性音楽アーティスト1位の580万人超えを誇るダンス&ボーカルユニット・ONE N’ ONLYのラップ&ダンサーとして活動中。グループの活動以外に日本テレビ系ドラマ「FAKE MOTION−たったひとつの願い−」(2021)、主演映画「バトルキング!!-We’ ll rise again-」(2023)など俳優としても活動している。「サウナ・スパ健康アドバイザー」の資格を取得するほどの大のサウナ好きである。待機作に「バトルキング!!-We’ ll rise again-」の続編映画「BATTLE KING!!Map of The Mind -序奏・終奏-」(序奏:2025年2月14日/終奏:3月14日公開)がある。

◆「未成年〜未熟な俺たちは不器用に進行中〜」第1話あらすじ


他人に無関心な優等生の水無瀬仁(本島純政)はクラスの問題児・蛭川晴喜(上村謙信)が父親から暴力を受けていることを偶然知ってしまう。

「誰にも言うなよ」思いがけず秘密を知ってしまい勉強が手につかない水無瀬は、これまでどおり学校では蛭川と距離を置こうとするが、反対に蛭川は学校で水無瀬に近づいてくる。

【Not Sponsored 記事】