変わらぬ美しさ! - 現地時間14日に行われた「モスト・パワフル・ウィメン・サミット」でのキャメロン・ディアス
 - Presley Ann / Getty Images for Fortune's Most Powerful Women Summit

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 Netflix映画『バック・イン・アクション』で10年ぶりに女優復帰を果たすキャメロン・ディアスが現地時間14日、カムバックを決めた理由をFortuneの「モスト・パワフル・ウィメン・サミット」に出席して語った。

 『マスク』『メリーに首ったけ』『チャーリーズ・エンジェル』『シュレック』『バニラ・スカイ』『イン・ハー・シューズ』『ホリデイ』など数々の映画に出演してトップ女優に上り詰めるも、2014年のミュージカル映画『ANNIE/アニー』への出演を最後にハリウッドの表舞台から姿を消したキャメロン。その理由は映画デビューから20年、ノンストップで映画のセットからセットへと飛び回る生活でボロボロになり、自分の人生を取り戻す必要があったからだ。そして2015年1月にロックバンド、グッド・シャーロットのベンジー・マッデンと結婚、2019年12月に代理母出産で待望の第1子となる娘ラディックスちゃん、今年3月には第2子男児カージナル君が誕生した。

 キャメロンは「(女優業を辞めることは)わたしがただやらなくてはならないことだった。自分自身の人生を取り戻すために必要なことで、それ以外のことはどうでもよかったから。誰から何と言われても、自分自身を大切にし、わたしが本当に求めていた人生を築くというわたしの決意を変えることはできなかった」と当時を振り返る。

 そうして人生の基盤を築いたキャメロンは、2025年1月17日より配信開始の『バック・イン・アクション』で女優復帰する。その後も『シュレック』シリーズ第5弾で声優を務めることが決まっているほか、キアヌ・リーヴス主演のダークコメディー映画『アウトカム(原題) / Outcome』への出演もうわさされている。

 「わたしの家族にとって、ちょうどいい時期だったの。コロナでわたしたちは長いこと家にいて、それは素晴らしかったけれど、問題はその後もそこにとどまり続けていたことだった。人々は『もう終わった』と言うだろうけど、『わたしはまだ終わってない』という感じだった。だから自分を駆り立てないといけなかった。夫は──彼は最高なんだけど──『君は僕たちをサポートして、この家族を築いてくれた。僕のビジネスもサポートしてくれた。今度は僕たちが君をサポートする番。ママに仕事をさせてあげよう』って。それで『やってやるぞ』ってなったの」とカムバックを決めた理由を明かした。

 また、『バック・イン・アクション』で女優復帰を決めたのは、『エニイ・ギブン・サンデー』『ANNIE/アニー』でも共演してよく知るジェイミー・フォックスからの誘いだったからとのこと。「ジェイミーにノーとは言えなかった。『一緒に来て』と言われたから、『オッケー。やりましょう』って」とジェイミーとの3度目の共演が実現することになった経緯も説明していた。(編集部・市川遥)