16歳で電撃引退フィギュア女子、19歳復帰戦で優勝 「大人っぽさ素敵」「なんて美しい」海外称賛
アリサ・リウが復帰戦で優勝
フィギュアスケートのチャレンジャーシリーズ・ブダペスト杯が現地13日までハンガリーのブダペストで行われ、女子シングルで19歳のアリサ・リウが優勝した。2022年に16歳で電撃引退し、今季から復帰。初戦での好演技に海外ファンから「大人っぽさ素敵」と反響が寄せられている。
リウはショートプログラムで68.83点を出し首位発進すると、フリーではスパンコールが散りばめられた鮮やかなゴールドのドレスで演技。ジャンプで回転不足をとられる場面もあったが2位となる123.94点で合計192.77点で優勝した。
海外専門メディア「ゴールデンスケート」公式Xが実際の演技動画を公開。さらに、表彰式後に「とてもうれしい」などと語る映像も投稿すると、海外ファンからは「なんて美しいドレスなの」「大人っぽさ素敵だ…」「とっても成長したわね」「素晴らしいカムバックだわ」「おかえり！」などの声が上げられている。
リウは13歳だった19年に史上最年少で全米選手権優勝。天才少女として一躍脚光を浴びた。その後も着実に実績を積み、2022年の北京五輪で7位入賞し、同年3月の世界選手権でも3位に入る有望株だったが、その直後に自身のインスタグラムで引退を発表。「現在はほとんどの時間を家族と友だちと過ごして、勉強もすると思います」などと説明してた。
今年3月、米国フィギュアスケート協会がリウの現役復帰を発表。復帰戦の優勝で幕を開けた今季、リウはどんな演技を見せるだろうか。
（THE ANSWER編集部）
