大谷翔平は「毎回打ってくれる気がする」 光る勝負強さ、前打つエドマンも驚き「状況をつくるのが大事」
塁に出れば…大谷がきっと返してくれる
米大リーグのドジャースは13日(日本時間14日)、本拠地ドジャースタジアムで行われたメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に9-0で完勝した。「1番・DH」で先発した大谷翔平投手は、2回に適時打を放つなど4打数2安打1打点。走者を置いた場面での勝負強さが光っている。大谷の“前”となる9番を打つトミー・エドマン内野手は「毎回打ってくれる気がする」と絶大な信頼を口にした。
大谷は2回1死二塁の場面で、メッツ先発の千賀から右前にゴロで抜ける適時打を放った。この回先頭のラックスが四球で出塁し、エドマンがバントで送って作った好機だった。
4回には先頭のキケ・ヘルナンデスが右前打で出塁。ラックスがバントで送るとエドマンが右前に適時打を放ち、4-0とリードを広げた。さらに大谷は、右翼フェンスを直撃する時速116.5マイル(約187.5キロ)という爆速ライナーを放ち、エドマンが5点目のホームを踏んだ。この安打は一度は適時二塁打とされたものの、のちに単打+右翼手の失策に訂正。打点は取り消されたが、貴重な得点を生む一打となった。
エドマンは試合後、ドジャースの地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」のインタビューに応じた。4回に自身を生還させた大谷の打撃について「毎回、僕が塁にいるとショウヘイは打ってくれる気がする。間違いなく、彼にそういった状況を作ることは大事なことだ」と振り返っている。
昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では韓国代表の一員として戦ったエドマンは、今季途中にカージナルスから移籍してきた。大谷ともすでに固い絆で結ばれているようだ。
(THE ANSWER編集部)