盗んだバスで北朝鮮に戻ろうとした脱北者を逮捕 韓国警察
【坡州聯合ニュース】2011年に脱北して韓国で暮らしていた30代の男が、北朝鮮に戻るためにバスを盗み北朝鮮につながる統一大橋を渡ろうとした事件で、京畿北部警察庁は4日、現場で拘束した男を国家保安法違反、軍事基地保護法違反、車両窃盗、無免許運転などの容疑で逮捕したと発表した。
警察関係者は「被疑者が北に渡ろうとした意図が明確で、国家保安法違反容疑などを適用して逮捕状を請求した。裁判所が逮捕状を発付した」と説明した。
警察などによると、男は1日午前1時ごろ、北朝鮮に近い京畿道坡州市内の車庫に止まっていたコミュニティーバスを盗んで統一大橋に向かい、軍の制止を振り切って橋の南端から北に向かってバスを走らせたが、バリケードにぶつかって停止し、午前1時半ごろに取り押さえられた。
男は2011年に脱北してから定職につかず、建設現場の日雇い労働をして生計を維持していたという。
男は動機について、韓国での生活が経済的に苦しく、北朝鮮に残してきた家族に会いたかったなどと供述している。
著作権者(c) 聯合ニュース. 無断転載・転用、AI学習および利用禁止
警察関係者は「被疑者が北に渡ろうとした意図が明確で、国家保安法違反容疑などを適用して逮捕状を請求した。裁判所が逮捕状を発付した」と説明した。
男は2011年に脱北してから定職につかず、建設現場の日雇い労働をして生計を維持していたという。
男は動機について、韓国での生活が経済的に苦しく、北朝鮮に残してきた家族に会いたかったなどと供述している。
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