北海道では、暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は高いでしょう。特に、日本海側や太平洋側では10月上旬に、オホーツク海側では10月中旬あたりで気温がかなり高くなる見込みです。また、オホーツク海側と太平洋側では、湿った空気の影響を受けやすい時期があるため、向こう1か月の日照時間は平年並みか少ないでしょう。

10月5日〜10月11日 5日(土)と6日(日)は外出日和

5日(土)はしだいに天気は回復し、6日(日)は広く晴れて、各地で行楽日和となるでしょう。気温は平年並みか3℃前後高く、過ごしやすい陽気となりそうです。現在、道北の黒岳や十勝岳温泉郷、道東の阿寒などで見ごろとなっており、まもなく、層雲峡や定山渓でも見頃を迎えそうです。青い空に紅葉が映える週末となるでしょう。

7日(月)は雲が広がりやすく、道北や道東で雨の降る所がありそうです。8日(火)〜11日(金)は本州方面にかかる前線や低気圧の影響を受ける可能性があり、道南や道東は雲が広がりやすく、雨の降る日があるでしょう。一方、道北や道央は広く晴れ間が出る見込みです。最高気温は5日(土)〜7日(月)は平年並みか高いでしょう。8日(火)以降はほぼ平年並みとなり、札幌では最高気温が20℃に届かなくなる見込みです。

10月12日〜10月18日 秋らしい天気変化に

低気圧と高気圧が交互に通過する秋らしい天気変化となります。日本海側とオホーツク海側では、晴れたり雨が降ったりするでしょう。太平洋側では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れる日が多い見込みです。気温は平年より高いでしょう。

10日19日〜11月1日 平地でもそろそろ紅葉

日本海側では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。オホーツク海側では、天気は数日の周期で変わる見込みです。太平洋側では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れる日が多いでしょう。

気温は引き続き、平年より高く、季節の歩みはゆっくりとなりそうです。なお、北海道の主な都市での紅葉の平年日は、10月中頃から11月上旬にかけてとなりますが、今年の平地での紅葉の見ごろは平年より少し遅くなるかもしれません。