1番・大谷翔平で「重圧を取り除ける」 1年前には悪夢も…ロバーツ監督が力説
ロバーツ監督「ムーキーとフレディが本来の姿を見せてくれると期待している」
2冠王・大谷翔平はドジャースの忌まわしい思い出も吹き飛ばせるか。デーブ・ロバーツ監督は2日(日本時間3日)、報道陣のオンライン取材に応じ、1番・大谷が打線に与える影響について語った。
ドジャースは昨年100勝62敗。地区2位ダイヤモンドバックスに16ゲーム差をつける圧勝だったが、ポストシーズンでは地区シリーズでダイヤモンドバックスに3連敗。特にムーキー・ベッツは11打数無安打、フレディ・フリーマンは10打数1安打と大ブレーキだった。今年は大谷が加入。ベッツ、フリーマンだけでなく、打線に大きな影響を与えると指揮官は指摘する。
「フレディやムーキー、そして残りの打線の立場からすると、ショウヘイが1番打者としていてくれるから、プレッシャーが取り除かれると感じていることだろう。ムーキーとフレディが本来の姿を見せてくれると期待している」
大谷にとっては初のポストシーズンとなるが、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では勝負強さを発揮。侍ジャパンの世界一に貢献した。
シーズン序盤は得点圏で結果を出せなかったが、9月末には得点圏打率9割超えと驚異的な活躍を見せた。短期決戦でも力を発揮できるか。(小谷真弥 / Masaya Kotani)