三重県志摩市の英虞湾で10月2日午前、遊覧船の「エスペランサ」はエンジン停止で、自力で航行できなくなりました。乗客と乗員あわせて135人が乗っていました。

 鳥羽海上保安部によりますと、午前9時45分ごろ、三重県志摩市の英虞湾で遊覧船「エスペランサ」のエンジンが停止し、自力で航行できなくなりました。

 遊覧船には乗客・乗員あわせて135人が乗っていて、このうち乗客131人は小型船で救助されました。ケガや体調不良を訴える人はいないということです。

 遊覧船は午前9時半に賢島港を出発した後、15分ほどで停止したということで、運航する志摩マリンレジャーは「出発前の点検では異常がなく、原因究明につとめる」としています。