「飲みたい街」総合1位に選ばれたのは?

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 リクルート(東京都千代田区)の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が、「飲みたい街・飲んでいる街」に関する調査を実施。結果を「飲みたい街ランキング2024」として発表しました。

再開発で人の流れに変化?

 調査期間は2024年8月9日から同月12日。調査範囲は関東4都県(東京、神奈川、千葉、埼玉)。過去1年間で1回以上、飲食を伴う外食をしたことがある人を対象に実施。2858人から有効回答を得ています。集計は、選定された首都圏のエリアの中から3つの街を選び、1位が3点、2位が2点、3位が1点で得点を算出したものです。

 調査の結果、「飲みたい街」総合1位となったのは「新宿」(東京都・782点)で、5年連続トップとなりました。次いで、2位「銀座」(東京都・504点)、3位「東京駅周辺」(東京都・502点)、4位「横浜駅周辺」(神奈川県・467点)、5位「池袋」(東京都・440点)と続いています。

 上昇傾向にある街として、「東京駅周辺」「赤坂見附」「大森・蒲田」「秋葉原」が挙げられる結果に。なお、「下北沢」は2019年以降、初めてトップ20入りを果たしています。

 調査結果を受けて、「ホットペッパーグルメ外食総研」研究員の田中直樹さんは「SNSなどの情報源の拡大、一人外食の普及やコスパ・タイパ思考の高まりなどの変化が順位の変動に影響を及ぼしているように見えます」「再開発や集客力の高い施設(ショッピングモールなど)によって人の流れが変わり、注目を集める街が各地で見られ、今後も変動がありそうです」とコメントを寄せています。

 あなたが「飲みたい」関東の街はどこですか?