スポニチ

写真拡大

 テレビ朝日は24日、都内の同局本社で定例社長会見を行い、今夏行われたパリ五輪や今後の五輪への対応について言及した。

 今回のパリ五輪ではテレビで視聴する人が減少する“異例”の事態に。平均世帯視聴率が20%を超えたのはNHKで放送されたバレーボール男子準々決勝のみ。

 一方で、TVerではほぼ全ての競技を配信。NHKも同時配信を行っており、インターネットで中継を見る人が増加した。篠塚浩社長はTVerでの五輪配信に関して「予想を上回る視聴」と反響を明かした。

 また放映権の高騰などが話題となっているが、今後の放送については「見ていただくこと、それから営業面でも努力していくということに尽きるんじゃないかなと思います」と力を込めた。

 現在、NHKと民放は2032年まで五輪の放映権を獲得している。ただ年々放映権料は高騰しており赤字の可能性も指摘されている。