吉岡里帆、椎名林檎「ありあまる富」がモチベ曲「泣いてしまうくらい好き」
吉岡里帆
活動のモチベーションに繋がる音楽を聞く連載「私のモチベ曲」。今回は、映画『トランスフォーマー/ONE』(9月20日全国公開)に日本語吹替版キャストとして出演する吉岡里帆。本作は、『トランスフォーマー』の起源に迫る始まりの物語で、シリーズを代表するヒーローと宿敵、オプティマスプライムとメガトロンの友情が描かれている。吉岡が日本語吹替を担当するエリータ-1は、エネルゴン採掘チームをまとめ上げる女性指揮官で、オプティマ、メガトロン、バンブルビーと共に行動する物語のカギを握るキャラクターだ。そんな吉岡のモチベ曲は、椎名林檎の「ありあまる富」。壁にぶち当たったり、悩んだときの支えになっている1曲という。――吉岡さんのモチベーションに繋がったり、心を支えてくれている楽曲はありますか。
椎名林檎さんの「ありあまる富」です。この世界に入ってから、なにか壁にぶち当たったり、悩んだりしたときに聴いている曲です。特に歌詞が素晴らしくて、ライブで聴いたら絶対泣いてしまうくらい好きなんです。――歌詞のどんなところに共感されていますか?
特に好きな歌詞があって、<もしも彼らが君の何かを盗んだとして/それはくだらないものだよ/返して貰うまでもない筈/何故なら価値は生命に従って付いている>です。いろいろなメディアに出て、様々な言葉を受けて悩む時もあるのですが、そんなときにこの「ありあまる富」を聴くと、すごく心の支えになります。<価値は生命に従って付いている>、自分が生命を持って生きていれば、「それでいいんだ!」と強く思えるので、椎名林檎さんのこの曲は、私にとってとても大切な1曲です。