22日、明治安田J2リーグ第32節の5試合が各地で行われた。

2連勝中、6戦無敗の2位清水エスパルス(勝ち点68)は、10位藤枝MYFC(勝ち点45)とアウェイで静岡ダービー。藤枝は23分、細かい崩しから左からのグラウンダークロスを矢村健が左足ダイレクトで蹴り込んで先制。さらに中川創が左CKからヘディングでネットを揺らすが、オフサイドの判定で追加点とはならない。

1点ビハインドで折り返した清水だったが、52分には中央でのパスワークから西澤健太がフィニッシュ。その5分後には右CKから住吉ジェラニレーションが決めて逆転に成功する。

60分には速攻から乾貴士の追加点も決まり、立て続けの3得点。藤枝は後半アディショナルタイムに浅倉廉が1点を返したが、追いつくことはできず試合終了。3連勝とした清水は横浜FCから首位の座を奪還した。

トンネルから抜け出し2連勝中の3位V・ファーレン長崎(勝ち点57)は、最下位に沈むザスパ群馬(勝ち点17)とのホームゲーム。長崎は24分、セットプレーからネットを揺らすがオフサイドの判定でノーゴール。その後もチャンスを作り続けるが、群馬にも決定機が訪れつつ0-0で前半を終える。

後半は開始直後に長崎が先制。左CKにジョップ・セリンサリウが合わせると、最後は安部大晴が押し込んだ。さらに75分、ショートカウンターからマルコス・ギリェルメがループシュートを決めて追加点。そのまま2-0で勝利した長崎はトランスコスモススタジアム長崎での最終戦で3連勝を掴み、自動昇格圏に一歩近づいている。

4位ファジアーノ岡山(勝ち点51)は14位水戸ホーリーホック(勝ち点38)とアウェイで対戦。前半は岡山が優勢ながら0-0で折り返すと、50分には水戸がカウンターからPKを獲得。しかし、岡山GKスベンド・ブローダーセンが残した足でストップする。

74分にも大崎航詩のFKがゴール右上を捉えた水戸だが、またしてもブローダーセンがセーブ。岡山は守護神の活躍にも救われ、ゴールレスドローに終わった。

その他、8位いわきFC(勝ち点46)は12位徳島ヴォルティス(勝ち点42)に勝利し、1つ順位アップ。18位栃木SC(勝ち点26)vs19位鹿児島ユナイテッドFC(勝ち点23)の残留争う直接対決は、栃木SCが終盤の2得点で逆転勝利を収めている。

◆第32節

9月22日(日)

V・ファーレン長崎 2-0 ザスパ群馬

水戸ホーリーホック 0-0 ファジアーノ岡山

藤枝MYFC 2-3 清水エスパルス

徳島ヴォルティス 0-1 いわきFC

栃木SC 2-1 鹿児島ユナイテッドFC

9月21日(土)

ベガルタ仙台 2-2 ヴァンフォーレ甲府

横浜FC 1-1 大分トリニータ

愛媛FC 1-3 モンテディオ山形

ロアッソ熊本 3-1 ブラウブリッツ秋田

ジェフユナイテッド千葉 4-1 レノファ山口FC

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