「もはや人種差別だ」「度を超えている」２アシストのソン・フンミンへまさかの批判。韓国メディアは憤慨！「キャプテンを貶めようと…」
この試合で２アシストの活躍を見せた韓国代表ソン・フンミンへの批判に韓国メディアが憤慨している。
『スポーツ朝鮮』は「こんなのはまさに人種差別か何かだ。大活躍にも非難されるソン・フンミン」と見出しを打った記事を掲載。「もはや傍観できない状況だ。これも人種差別意識から生まれた態度ではないかという疑念が確実になりつつある」と伝えた。
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同メディアは、「今度は『自信のなさ』と『過剰な傲慢さ』でゴールを決められなかったと批判している。そもそも『自信のなさ』と『傲慢さ』は両立しにくい概念だ。しかし、こうした表現が共存しているという事実は、最初から理性的な批判ではなく、感情的な中傷である証拠だ」と批判。２つのメディアの報道に怒りを露わにしている。
「英国サッカーメディア90minは、ソン・フンミンに６点という不条理な評価を与えた。同メディアは『前半に（GKの）マーク・フレッケンを攻略できず、得点機会を逃した後、自信を失っているように見えた。それでも、アシストを２つ記録した』と報じた。これは偏向的で悪意のある内容だ。特に、２アシストは、何でもないかのように扱ってよいという態度さえある」
「トッテナムのニュースを専門に報道するスパーズ・ウェブも、『ソン・フンミンはGKのマーク・フレッケンの前で絶好のチャンスがあったが、ボールを長く持ちすぎた。得点すべきだったが、傲慢さと自信がそれを妨げた』と批判した。チームの勝利につながった２アシストについては何も触れられなかった。彼らはミスを指摘し、『キャプテン』ソン・フンミンを貶めようとすることばかりに集中しているようだ」
記事は、「この地元メディアの態度は、トッテナムというクラブがソン・フンミンを軽視していることに起因しているようだ。そして、クラブと一部メディアのこの態度は、一部のファンに伝わり、ソン・フンミンを『史上最悪のキャプテン』と厳しく批判するに至った」と糾弾している。
「ソン・フンミンがこれまでに積み上げてきた実績と影響力を考えると、このような批判は非常に不当だ。彼はトッテナムのレジェンドとなるほどの安定した活躍をしてきた。しかし、ソン・フンミンに対する敬意はどこにも見当たらない」
『スポーツ朝鮮』は「奇妙としか言いようがない。これほど安定した活躍をし、伝説的な影響力を示した選手を見つけるのは難しい。ソン・フンミンはチームのために尽くし、常に健全なイメージでファンサービスに最善を尽くし、チームへの愛情を率直に表現している。それではソン・フンミンを軽蔑し続ける態度の背景には何があるのだろうか？」と続け、こう結論付けている。
「疑われることはただ一つ。ソン・フンミンはアジア人だ。これは『サッカーの本場』を誇りに思う一部の英国人から差別を受けているという以外に説明のつかない現象だ。公にはされていないが、そこに潜む陰湿な無視と蔑視こそがソン・フンミンが直面している人種差別の現実だ」
自国のスターへの不当な扱いが納得できないようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
