大谷翔平は「人をビックリさせる男」 51-51を王貞治氏が祝福…55HRも「可能性ある」
王貞治氏、シーズン55本塁打にも「あと4本だから十分可能性はあるね」
【MLB】ドジャース 20ー4 マーリンズ(日本時間20日・マイアミ)
「世界の王」もビックリの躍動だった。ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場。3本塁打を含む6打数6安打10打点2盗塁の“離れ業”で前人未到の「51-51」に到達した。
20日のオリックス戦前に練習を見守っていたソフトバンクの球団会長兼特別チームアドバイザーを務める王貞治氏は「3本打って一気に50本(超えに)いっちゃったし。人をビックリさせる男だよね」と目を丸くした。
今季からドジャースに移籍した大谷はメジャー生活7年目で初めてのプレーオフ進出を決めた。王会長は「毎年毎年ね。新たな期待を持つけど、それを本当に実現していくから。要求のレベルが高くなるけど、それを越えてくるからね。大したもんだね」と51本塁打&51盗塁への到達に、素直に驚いた。
「50盗塁なんてさ、盗塁王でもそんな数いかないこともあるんだからね。とにかく内容もすごいよね。(本塁打も)まだ何本かいくかもしれないし。どこまでいけるかね。今日は通過点だと思わないとね。これが目標だったわけじゃないんだから。どこまで打ってくれるか、本当に楽しみだね」
自身の日本記録でもあったシーズン55本塁打は「あと4本だから十分可能性はあるね。とにかく選手としてこれでいいってことはないんだよね。これ(51−51)は越えちゃったこと、終わったことだから。次へ次へという思いがあるわけだから。相手さえ普通に勝負さえしてくれたら打つんじゃないかな」と期待した。
1試合で10打点を“荒稼ぎ”し「打点も10とかいってたね。それもすごいね。またどこかで驚かせてくれるでしょう」と球界のスターに賛辞を送った。(Full-Count編集部)