【面倒な下ごしらえ不要】焼いて煮込んで待つだけの「牛筋のカレー」作ろう!ルウはもちろんジャワカレー♪
夏に食べるカレーはどういうわけか“より”おいしい。9月になり未だ暑さが続きますが、それもそろそろ終盤。今季とどめのカレーレシピにチャレンジです。作るのはたっぷり牛筋のカレー。トロットロに煮込んだ牛筋は、コクも旨味も圧倒的で、もしかしたら真夏に食べるよりも少し涼しくなってからの方がくどさを感じることもなく、おいしく食べられる…かも?というわけで、YouTubeチャンネル「くまの限界食堂」で見つけた牛筋カレー、作ってみました!
残暑厳しいから…サラサラ系でスパイシーで体が欲する「ホロホロ鶏スープカレー」を食した件!うんま♡
「夏の牛筋カレー」の材料と作り方
【材料】※3~5人分
牛すじ肉…330g
玉ねぎ…中2個(350g目安)
にんじん…1本
にんにく…1株(40g目安)
しょうが…1かけ(20g目安)
ローリエ…1枚
赤ワイン…200ml
トマト缶(カットトマト)…1缶
ジャワカレー中辛…1/2箱
塩…適量
こしょう…適量
にんじんは皮をむいて、大きめのみじん切り(5mm角程度)にしておきます。
玉ねぎは大きめのみじん切りにしておきます。
にんにくはみじん切りにしておきます。
しょうがはすりおろしておきます。
牛すじ肉は食べやすい大きさに切っておきます。
【作り方】※調理時間:20分+煮込み時間:3時間
1. フライパンに油(分量外)を軽く引き、牛すじ肉を入れて中火にかけます。
2. 塩、こしょうを振ってこんがりときつね色に焼きます。
3. 牛すじ肉を別の鍋に移し、残った油ににんにくとしょうがを入れて中火で炒めます。
4. にんにくとしょうがの香りが立ってきたら、玉ねぎとにんじんを加えます。
5. 混ぜながら焼き、玉ねぎが半透明になったら鍋に移します。
6. フライパンを洗わずにワインを入れ、フライパンに残った旨味をこそげ落としながら2分ふつふつさせ、アルコールを飛ばします。
7. ワインを鍋に移し、水2L(分量外)とローリエを入れ、強火で煮立たせて黒いアクを取り、フタをして弱火で2時間煮込みます。
8. カットトマトを加えて混ぜ、さらに1時間煮込みます。
9. 火を止めてルウを加え、フタをして2~3分待ちます。
10. ご飯と一緒に器に盛りつけて、出来上がりです。
3時間も煮込むと、部屋の中はもうカレーの匂いで充満。お玉ですくっただけでトロットロとわかる牛筋を口に入れると、分かってはいてもその食感に「あぁ、これこそ牛筋だ」と納得してしまいました。たっぷり入ったトマトの酸味がジャワカレーのスパイシーな味とよく合っていて、濃いのにそれほど重たくない牛筋カレーになっていましたよ。下ごしらえなしでこの味はびっくりです。
牛すじ肉に限らず、俗に言う内臓系は下ごしらえが大変です。下茹ですることで臭みを取るという調理法はよく知られていますが、魚から出汁を取るときに先に焼いておくことで余計な臭みを防ぐことができるように、このレシピも牛すじ肉を焼くことがポイントです。よく「灰汁を取る」と言いますが、この灰汁こそが煮ることで出てきた苦みなどの余計な成分ですので、もちろん取ってしまう方がおいしく出来上がります。いけないのは、灰汁を取ることに神経質になってしまうことです。例えば渋みはタンニンやポリフェノールによるものですので、取りすぎてしまっては栄養や素材の味が損なわれることになります。肉の場合はおいしい脂も表面に浮いてきますので、「浮いてきたものは全部灰汁」と思ってしまうと、深みも失われることになります。
さてこのレシピで指定されているジャワカレーですが、1968年にハウス食品から発売された固形のカレールウです。辛さを抑えたバーモントカレーで家庭にカレーを普及させたハウス食品が、スパイスを効かせた南国系の辛口カレーとして発売した商品で、現在でも根強い人気があります。今ではスパイスを効かせたカレーは一般的ですが、当時は画期的な商品だった記憶があります。今回何十年かぶりに食べましたが、おいしいカレーはいつになってもおいしいものです!
牛すじ肉なのに下ごしらえがいらない夢のようなカレーですので、ぜひ作ってみてください!
残暑厳しいから…サラサラ系でスパイシーで体が欲する「ホロホロ鶏スープカレー」を食した件!うんま♡
「夏の牛筋カレー」の材料と作り方
【材料】※3~5人分
牛すじ肉…330g
玉ねぎ…中2個(350g目安)
にんじん…1本
にんにく…1株(40g目安)
しょうが…1かけ(20g目安)
ローリエ…1枚
赤ワイン…200ml
トマト缶(カットトマト)…1缶
ジャワカレー中辛…1/2箱
塩…適量
こしょう…適量
にんじんは皮をむいて、大きめのみじん切り(5mm角程度)にしておきます。
玉ねぎは大きめのみじん切りにしておきます。
にんにくはみじん切りにしておきます。
しょうがはすりおろしておきます。
牛すじ肉は食べやすい大きさに切っておきます。
【作り方】※調理時間:20分+煮込み時間:3時間
1. フライパンに油(分量外)を軽く引き、牛すじ肉を入れて中火にかけます。
2. 塩、こしょうを振ってこんがりときつね色に焼きます。
3. 牛すじ肉を別の鍋に移し、残った油ににんにくとしょうがを入れて中火で炒めます。
4. にんにくとしょうがの香りが立ってきたら、玉ねぎとにんじんを加えます。
5. 混ぜながら焼き、玉ねぎが半透明になったら鍋に移します。
6. フライパンを洗わずにワインを入れ、フライパンに残った旨味をこそげ落としながら2分ふつふつさせ、アルコールを飛ばします。
7. ワインを鍋に移し、水2L(分量外)とローリエを入れ、強火で煮立たせて黒いアクを取り、フタをして弱火で2時間煮込みます。
8. カットトマトを加えて混ぜ、さらに1時間煮込みます。
9. 火を止めてルウを加え、フタをして2~3分待ちます。
10. ご飯と一緒に器に盛りつけて、出来上がりです。
3時間も煮込むと、部屋の中はもうカレーの匂いで充満。お玉ですくっただけでトロットロとわかる牛筋を口に入れると、分かってはいてもその食感に「あぁ、これこそ牛筋だ」と納得してしまいました。たっぷり入ったトマトの酸味がジャワカレーのスパイシーな味とよく合っていて、濃いのにそれほど重たくない牛筋カレーになっていましたよ。下ごしらえなしでこの味はびっくりです。
牛すじ肉に限らず、俗に言う内臓系は下ごしらえが大変です。下茹ですることで臭みを取るという調理法はよく知られていますが、魚から出汁を取るときに先に焼いておくことで余計な臭みを防ぐことができるように、このレシピも牛すじ肉を焼くことがポイントです。よく「灰汁を取る」と言いますが、この灰汁こそが煮ることで出てきた苦みなどの余計な成分ですので、もちろん取ってしまう方がおいしく出来上がります。いけないのは、灰汁を取ることに神経質になってしまうことです。例えば渋みはタンニンやポリフェノールによるものですので、取りすぎてしまっては栄養や素材の味が損なわれることになります。肉の場合はおいしい脂も表面に浮いてきますので、「浮いてきたものは全部灰汁」と思ってしまうと、深みも失われることになります。
さてこのレシピで指定されているジャワカレーですが、1968年にハウス食品から発売された固形のカレールウです。辛さを抑えたバーモントカレーで家庭にカレーを普及させたハウス食品が、スパイスを効かせた南国系の辛口カレーとして発売した商品で、現在でも根強い人気があります。今ではスパイスを効かせたカレーは一般的ですが、当時は画期的な商品だった記憶があります。今回何十年かぶりに食べましたが、おいしいカレーはいつになってもおいしいものです!
牛すじ肉なのに下ごしらえがいらない夢のようなカレーですので、ぜひ作ってみてください!