1万円台でコスパ最高の小型Androidタブレット「Redmi Pad SE 8.7」を試す!Wi-Fiモデルだけでなく4Gモデルもラインナップ【レビュー】
シャオミの低価格かつ小型なコスパ最高タブレット「Redmi Pad SE 8.7 4G」をレビュー! |
タブレットはディスプレイが10インチ以上のサイズが主流ですが、根強い人気の大きさとして8インチタブレットがあり、特に人気なのがAppleの8インチ前後のサイズである「iPad mini」シリーズで、持ち歩きを重視する人に人気があります。一方、Android搭載の8インチタブレットについてはいわゆる“中華製”と呼ばれる中国のマイナーなメーカーによる安価な製品が主流となっており、大手メーカーからリリースされている製品が少なくなっています。
日本で販売されるモデルは通信機能や内蔵メモリー(RAM)、内蔵ストレージの違いによって複数あり、価格(金額はすべて税込)はオープンながら市場想定価格では携帯電話ネットワークに対応した4Gモデルの「Redmi Pad SE 8.7 4G(型番:24076RP19G)」では4GB RAM+64GBストレージが19,980円、4GB RAM+128GBストレージが27,980円、6GB RAM+128GBストレージが29,980円、携帯電話ネットワークに対応しないWi-Fiモデルの「Redmi Pad SE 8.7(型番:24075RP89G)」ではの4GB RAM+64GBストレージが16,980円、4GB RAM+128GBストレージが24,980円となっています。
本体色は両モデルともにスカイブルーおよびオーロラグリーン、グラファイトグレーの3色展開となっており、4Gモデルはオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)です。そんなRedmi Pad SE 8.7シリーズのうちの4GモデルであるRedmi Pad SE 8.7 4G(スカイブルー)をシャオミ・ジャパンよりお借りし、実際にしばらく使用してみましたので使い勝手などを紹介したいと思います。
Redmi Pad SE 8.7シリーズの画面は8.7インチとタブレットとしては小さめ
Redmi Pad SE 8.7シリーズは8.7インチというタブレットとしては小さい画面を搭載しているという特徴に加えて価格がリーズナブルな点に注目です。市場想定価格は一番安いモデルが1万円台という非常に安価な設定で、安価な中華タブレットはありますが、Xiaomi製品で性能もバランスの良いRedmi Pad SE 8.7シリーズは非常にコスパが高くなっています。中でも4GモデルあるRedmi Pad SE 8.7 4GはデュアルSIMカードを装着することができ、4G通信と通話ができますので、スマートフォン(スマホ)的な活用方法も可能です。
ディスプレイはノッチやパンチホールなどの切り欠きのないアスペクト比5:3で、解像度は1340×800ドット(約179ppi)、リフレッシュレートは最大90Hz、タッチサンプリングレートは最大180Hzとなっており、低価格帯のタブレットではありますが、視認性も高く、動画や読書を楽しむことができます。またDC調光や読書モード、アダプティブカラーにて目の保護にも対応しており、TUV Rheinlandの低ブルーライト(ソフトウェアソリューション)認証とフリッカーフリー認証を取得しています。
デュアルSIMカードを内蔵
画面占有率は84.41%と画面の周りの縁(ベゼル)も狭く、サイズは約125.48×211.58×8.8mm、質量はRedmi Pad SE 8.7が約373g、Redmi Pad SE 8.7 4Gが約375gと、10インチ以上のタブレットは重さが500gを超えますので、300g台は手にもって利用するには最適な重さです。さらに生活防水・防塵(IP53準拠)に対応しているほか、バッテリー容量は6650mAhで、最大18Wの急速充電に対応(同梱品のACアタブターは10Wまで)となっています。
OSはAndroid 14ベースの独自プラットフォーム「Xiaomi HyperOS」をプリインストールしており、MediaTek製チップセット(SoC)「Helio G85」を搭載し、外部ストレージとしてmicroSDXCカードスロット(最大2TB)に対応しています。性能的にはベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」のスコアは20万台とエントリークラス並みではありますが、メモリー管理ユーティリティー機能が充実しており、同時に起動しているアプリの終了操作など簡単に行うことができ、SNSアプリやWebブラウザー「Chrome」の利用において動作速度ではストレスを感じることはありませんでした。
AnTuTu Benchmarkのスコアは20万台
Dolby Atmos対応のステレオスピーカーや3.5mmイヤホンマイク端子を搭載しており、この価格帯のタブレットとしてはサウンド再生機能が高くなっているため、動画や音楽に利用にもオススメです。なお、外部接続・充電端子はUSB Type-Cで、マイクは1つのみとなっており、生体認証は指紋センサーが搭載されておらず、顔認証のみです。センサー類は加速度センサーやホールセンサー、電子コンパス、仮想光センサー、仮想近接センサーに対応しています。
ステレオスピーカー搭載
背面に約800万画素CMOS(1画素1.12μm)/広角レンズ(F2.0)のリアカメラ、前面に約500万画素CMOS(1画素1.12μm)/広角レンズ(F2.2)のフロントカメラを搭載し、ともに画素数は高くありませんが、記録用のカメラとしては十分な性能です。また赤外線リモコンを搭載しているため、設定しておけば、テレビなどのリモコンが見つからなかったり、手元になくても便利に使えます。
リアカメラ部分
リアカメラの作例
その他の仕様ではWi-Fi 5に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LANやBluetooth 5.3に対応し、4Gモデルは位置情報取得(A-GNSS:GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou・QZSSなど)にも対応しているほか、携帯電話ネットワークの対応周波数帯が以下のようになっており、SIMはnanoSIMカードが2つのデュアルSIMで、これらとは別にmicroSDカードスロットがあるトリプルスロットとのこと。
5G NR: -
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 13, 18, 19, 20, 26, 28, 38, 40, 41, 66
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VI, VIII, XIX
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
またRedmi Pad SE 8.7シリーズにはハンドストラップ付きカバー(市場想定価格2,580円)がオプション品として用意されています。カバーを付けると、持ち歩きが楽になるだけでなく、スタンド代わりにもなりますので、同時購入がオススメです。なお、Redmi Pad SE 8.7シリーズの同梱品はタブレット本体のほか、ACアダプター(最大10W)やUSB Type-Cケーブル、カードスロット取り出し用ピン、クイックスタートガイドなどの紙類となっています。
Redmi Pad SE 8.7 4Gのスカイブルーの背面
ハンドストラップ付きカバー
カバーを付けて手で持った例
カバーをスタンドとして使った例
このようにRedmi Pad SE 8.7シリーズは大手メーカーであるXiaomi製品でありながら1万円台の低価格で販売されており、コスパが非常に高くなっており、実際に使ってみても問題なく利用できるので非常に魅力のある製品だと思いました。特に4GモデルのRedmi Pad SE 8.7 4Gは5Gに非対応なものの、SIMカードを装着させることでスマホ的な活用もできるため、利用範囲が広がり、日常で利用するタブレットとしてオススメです。
Redmi Pad SE 8.7 8.7インチディスプレイ 4+64GB(最大2TB拡張) 90Hz 低ブルーライト 最大輝度600nit 5:3アスペクト比 MediaTek Helio G85 WidevineL1 Dolby Atmos対応 デュアルスピーカー 6650mAh 18W急速充電 Wi-Fi Bluethooth 読書 会議 適用 スカイブルー
シャオミ(Xiaomi)
2024-08-22
Redmi Pad SE 8.7 4G セルラーモデル デュアルSIM 8.7インチ 4GB+64GB(最大2TB拡張) 90Hz 低ブルーライト 最大輝度600nit 5:3アスペクト比 MediaTek WidevineL1 Dolby Atmos デュアルスピーカー 6650mAh 18W急速充電 Wi-Fi Bluethooth 読書 会議 グラファイトグレー
シャオミ(Xiaomi)
2024-08-22
Xiaomi公式 楽天市場店
記事執筆:伊藤浩一
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・Redmi Pad SE 8.7 関連記事一覧 - S-MAX
・Redmi Pad SE 8.7 4G 関連記事一覧 - S-MAX
・Redmi Pad SE 8.7 - Xiaomi Japan
・Redmi Pad SE 8.7 4G - Xiaomi Japan
・Xiaomi Japan | スマートフォン | Xiaomi公式サイト | シャオミ・ジャパン