広島に勝利し、高橋(左)に声をかける岡田監督(撮影・田中太一)

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 「阪神7−3広島」(13日、甲子園球場)

 阪神が逆転勝ちで広島と入れ替わりで2位に浮上した。先発全員安打の13安打7得点。投げては高橋が六回途中3失点で復帰後4連勝。首位・巨人に3ゲーム差に迫った。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。

(テレビインタビュー)

−打線が先発全員の13安打

「ああ、そうですか。いやいや、まあ後ろにつなぐというかね、そういう意味ではすごくつながって、タイムリーもいいときに出ましたね」

−下位からチャンスを作って上位でかえした

「そのイニングのね、先頭バッターがそういう形になっただけで、まあね、全員安打いうことは、どっからでも点が取れるいうことで、そういうのを続けていかないといけないですね」

−近本が1安打2四球で4打点の活躍

「ピッチャーにね、あんまりいらんことじゃないんだけど、変に前に飛んでゲッツーになるんだったら、三振せえって言うてたんだけど、それも近本が後ろにいてるから」

−森下は4試合連続本塁打

「それまでは全然良くなかったんでね。この時期に、優勝争いというか、相手もいるわけで、ホームラン打てるボールは来ないって言ったんだけど、あそこはある程度ゲームが決まった状況だったので、出ましたけどね」

−桐敷が2イニング投げた。狙いは?

「狙いもクソも、勝ちにいっただけですよ」

−2位に浮上して首位に3差。

「まあね、あと3試合ですか。まずこの甲子園の3試合を目の前の試合を一つずつ勝っていくだけですね」

(ペン囲み)

−高橋はもう少しいけるかなと思ったが

「どっから質問するんや(笑)」

−相手のミスをしっかり得点につなげた

「まあ、ミスっていうかな」

−逃さずに

「ミス言うても、そんなミス違うやろ」

−押し出しもあった

「押し出しはミスかも分からんけど。ボール(球)振らんかったいうことやろ」

−四球の数が増えているのは一人一人の状態がいいことの表れ

「いやいや、ちゃんとボール球をな、見極めてるいうことやろ」

−前川も久しぶりの複数安打

「調子悪かったからやろ。調子良うなってきたから今日使うたけど」

−森下には打てる球が来ないという話は

「いやいや、まあ強引にちょっといきすぎとったからな、おーん。3打席、4打席くらいまでな。まあエラーなったけどなボテボテやけどな、そんな引っ張るようなボール違うかったからな」

−高橋は初回に点を取られたが

「そらお前、1点くらい失うよ、そんなの。ずっと0点ではいかれへんわけやから。まあでも、普通やったらあそこまで投げさすけどな。この時期やからな代えたけど。球数も少なかったしな」

−桐敷も2回をしっかり

「ああ。予定通りや」

−打順も見て七回の時点から任せるプランだったか

「あの点差やったらな、うん。あと1点、2点開いたらな、島本用意してたけどな」

−もう勝ち負け

「そや」