8回、オリックス・川瀬とソフトバンク・川瀬の兄弟対決が実現した(撮影・坂部計介)

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 「オリックス−ソフトバンク」(13日、京セラドーム大阪)

 オリックス・川瀬堅斗投手と、ソフトバンク・川瀬晃の兄弟対決が実現した。

 八回、2死一、二塁。弟のオリックス・堅斗が代打で登場した兄の晃を二ゴロに打ち取り、ピンチ脱出。笑みがこぼれた。場内からは大きな拍手がわき起こった。

 育成から4年目で支配下にはい上がり、今季5試合目の登板となった堅斗。一方の兄・晃はこの試合が通算400試合目の出場。両者は2軍では2度対決していたが、1軍では初めて実現した。

 プロ野球の兄弟対決は12年に陽岱鋼と陽耀勲、日本選手では83年に定岡正二(巨人)と徹久(広島)などの例がある。