田中佑美【写真:奥井隆史】

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2年前から愛用しているスパイクの魅力を語った田中佑美

 パリ五輪の陸上女子100メートル障害で準決勝に進出して脚光を浴びた25歳の田中佑美(富士通)が自身のSNSを更新し、愛用する用具への「公開ラブレター」を掲載した。実に「1411文字」を使った長文で、愛着ぶりを紹介。「なんだか恥ずかしくなってきた」と締めた文章に「文面から伝わる愛」「けっこうお茶目なんですね」といった反響が寄せられている。

 田中が「よく聞かれるので、ここでご紹介!」との書き出しで取り上げたのは「2022年織田記念から履きはじめて、約2年間のお付き合い」になるというニューバランス社製のオレンジ色のスパイク。パリ五輪での激走を支えたことで注目も集まり、あくまで「個人の見解」として「ひっそりとその魅力を語らせていただきます」とつづった。

 主に「軽い」「しなやかに進む」「足に優しい」の3項目において魅力を記し「捲し立てましたがまとめると、このスパイクに感謝してるってことですね!」と愛情を表現した田中。「何事にも合う人合わない人がいるから、おすすめ!と押し付けるわけではありません」としたうえで「巡り巡って誰かの一助になればいいなと、靴への公開ラブレターをここに綴りました」と説明した。

 最後に「あらやだ何だか恥ずかしくなってきたのでここらで失礼!!」と締めた文章は、実に1411文字もの長文。ファンからは「けっこうお茶目なんですね」「文章の感じ好きです笑笑」「文章がとても読みやすくお上手ですね!」「文面から伝わるスパイク愛!そして伝わるおもろい人なんだ感w」といった文章への称賛だけでなく、「短距離スパイクではないんですね!驚き!」「中距離用というのが意外でした」「ハードル選手にとって接地の際の踵のフィーリングの大事さがよく分かりました」など、こだわりへの感嘆の声も上がっている。

(THE ANSWER編集部)