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たくさんのカメオキャラクターが再登場した『&ウルヴァリン』では、懐かしのキャラクターたちが奇跡の復活を遂げた。長年スクリーン登場を熱望していたガンビット役のチャニング・テイタムはついにデビューを果たしたことで大喜びしていたが、逆に「出演しなくてよかった!」とカジュアルに考えているキャストもいる。

それは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)でセイバートゥース役を演じたリーヴ・シュレイバーだ。『デッドプール&ウルヴァリン』には『X-MEN』(2000)のタイラー・メイン版のセイバートゥースが登場したが、シュレイバー版との共演も見てみたかったというファンもいることだろう。

結局シュレイバーは出演していないが、それでよかったのだと本人は考えている。米に話しているところによると、出演のための肉体改造があまりにも大変そうだからということだ。インタビューでは、次のように笑顔で語ったという。

「正直、あそこまで身体を仕上げるのは大変なことですよ。ヒューがまた仕上げているのを見ましてね、“僕は見てるだけでいいや”って思っちゃいました。」

シュレイバーが演じたセイバートゥースは、ウルヴァリンと同等の能力を持つミュータントとして、過去作で激戦を繰り広げた。本作のウルヴァリン役ヒュー・ジャックマンはプロのアスリートかボディビルダー並のをこなしており、長い時間をかけて激しいトレーニングを重ね、大変な食事制限も行った。肉体を見せつけるシーンでは前夜から水抜きを行なっていたというほどだ。

主演のジャックマンほど厳格にならずとも、出演となればある程度の身体的な準備は求められたことだろう。現在56歳、もともと肉体派のアクション専門俳優というわけでもないシュレイバーにとって、それは大変なことであるに違いない。ちなみに『デッドプール&ウルヴァリン』に登場した方のセイバートゥース役であるタイラー・メインはプロレスラー出身という素地を持っている。

なお、シュレイバーの『デッドプール&ウルヴァリン』への再登場をファンが望んでいたことについて、本人はとても嬉しく思っていたようだ。「素晴らしかったです。みんなが僕のやったことを考えてくれて、喜んでくれて、またやって欲しいと望んでくれているなんて、どれだけ嬉しいか言い出したら止まらないですよ」。

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