「奏音」ファッションショーで着物ドレスをまとっていた、角田夏実
柔道女子48キロ級でパリ五輪金メダリストの角田夏実が5日、モデル事務所Elite Japanの日本法人設立パーティーに出席した。

角田は、伝統的な着物を現代的なスタイルにアレンジした着物ドレスブランド「奏音(かのん)」のファッションショーで、初のモデル出演を果たし、ランウェイデビューを飾った。

角田が身にまとった衣装は、プロデューサー・服部由奈氏が手掛けた1点物であり、SDGsを意識して再生された着物を使用している。角田は「新鮮な気持ちになりました」とコメント。さらに「着物自体は着たことはあるんですけれど、今回、SDGsを考慮して着られなくなった着物をアレンジして、もう一回復活させるというのは、とても素敵だなと思います」と、この取り組みに深く共感した。

この日、7つのブランドを披露するファッションショーの大取りを務めた角田。柔道着ではなく、特別なドレスアップで登場し、初めてランウェイを歩いた。角田は「初めてです」と感想を述べ、「こういう衣装を着せてもらえて、気持ちよかったです」と笑顔で話した。

イベントを終えた後、角田は「柔道で強くなって結果を出すと、いろいろなことに挑戦できるようになったと感じています。柔道を始める子どもたちにも、こうしたことがあると、楽しみにしてもらえたらいいなと思います」と述べ、未来に希望を寄せた。

▲ 「奏音」ファッションショーで着物ドレスをまとっていた、角田

▲ ファッションショーの大トリを任されていた、角田

一方、世界5大陸に30以上の拠点を展開するElite Worldの日本支社代表である黒田美耶氏は、「日本は、世界に比べてファッションショーが少ないと思っています。2回目、3回目ができるように頑張っていきたいです」と意欲を語った。

▲ FOUR SIS & CO.(フォーシス アンド カンパニー)のステージより

▲ FOUR SIS & CO.(フォーシス アンド カンパニー)のステージより

▲ Jane's Collectionのステージより

▲ Jane's Collectionのステージより

▲ Jane's Collectionのステージより

▲ Jane's Collectionのステージより

▲ Jane's Collectionのステージより

■関連リンク
elite japan…公式WEBサイト