今夏アトレティコに完全移籍したギャラガー photo/Getty images

写真拡大

今夏の移籍市場でチェルシーの生え抜きであるイングランド代表MFコナー・ギャラガーはアトレティコ・マドリードへ完全移籍している。

今夏の移籍市場で最も注目を集めたと言ってもいいギャラガーの移籍騒動。下部組織出身ということもあり、財務的なバランスを取るためにチェルシーから売却されたとされるギャラガーは5日、今回の移籍騒動を振り返っている。『The Standard』のドム・スミス氏が伝えている。

「正直、チェルシーに関しては良いことしか言えません。素晴らしいサッカークラブで、アカデミーを通じて育った少年時代からお世話になっているクラブです。アカデミーとトップチームで彼らが私のためにしてくれたことすべてにとても感謝しています」

「チェルシーは独自の決定を下し、数名のトッププレイヤーと長期契約を結びました。私はその計画には含まれませんでしたが、結局、今夏起きたことは誰にとっても良いことなので、誰もが幸せです」

「昨シーズンだけでなく、私がクラブを離れた後もチェルシーのファンが私に示してくれたサポートと愛に本当に感謝しています。私はチェルシーのファンに多くの愛を感じています」

昨季はリーグ戦全37試合に先発出場するなどクラブの絶対的な主力として活躍していたものの、今夏に長期契約を提示されなかったギャラガー。そんな同選手はチェルシーに恨みを持っていてもおかしくはなかったが、幼い頃から育ったクラブへの愛は変わっておらず、むしろ感謝のコメントを残したようだ。

既にアトレティコでは持ち前の運動量とアグレッシブさを発揮して主力として活躍しているギャラガー。キャリア初のスペインでのプレイとなるが、果たしてどのような活躍を見せてくれるのだろうか。