J:COM MOBILEから新スタンダードスマホ「SHARP BASIO acvtive2」が9月4日に発売!

JCOM(ジェイコム)は4日、同社が移動体通信事業者(MNO)から回線を借り入れてMVNOとして提供している携帯電話サービス「J:COM MOBILE」( https://www.jcom.co.jp/service/mobile/ )における新商品としてシニア世代など向け5G対応スマートフォン(スマホ)「BASIO active2(型番:SHG12)」(Sharp製)を2024年9月4日(水)をより販売開始するとお知らせしています。

販路は同社の公式Webサイト内の公式Webストアのほか、J:COM MOBILE取扱店などで、価格(金額はすべて税込)は52,800円(分割なら2,200円/月×24回または1,100円/月×48回)となっています。なお、BASIO active2は日本向け製品としてすでにKDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」および「UQ mobile」から販売されていますが、J:COM MOBILE向けもこれらと同一製品となっており、シリーズ初のおサイフケータイ(FeliCa)に対応しています。

これにより、行政サービスのデジタル化や特殊詐欺の多発などのように昨今ではスマホを取り巻く社会環境の変化に伴い、JCOMではシニア世代のデジタルデバイド解消をめざし、これまでにもスマホ教室の開催や誰でも安心して便利にスマホを利用できる環境作りに取り組んできましたが、新たにシニア世代向けスマホ機種「BASIO active」の後継機としておサイフケータイに対応したBASIO active2 SHG12を投入することでさらなるデジタルデバイド解消を推進していくとしています。


BASIO active2はKDDIグループのシニアなどのスマホ初心者向け「BASIO」シリーズとして2023年3月に発売された前機種「BASIO active(型番:SHG09)」に続く最新機種で、引き続いて画面の下にホームキーや電話キー、メールキーといった大きく押しやすい物理フロントキーを搭載してスマホ初心者でも押し間違いしにくいようになっているほか、キーが光って電話やメールをお知らせしてくれるようになっています。

ディスプレイは上部中央にパンチホール(切り欠き)が配置されたアスペクト比9:19の縦長な約5.7インチHD+(720×1520ドット)ディスプレイを搭載し、はっきりビューに対応して写真や文字が見やすく、縦長画面を活かした大きく押しやすいキーボード、ひらがな・カタカナ・英数字などの文字種の切り替えを容易にする新文字入力レイアウトを採用し、スマホをはじめて使う人でもわかりやすい操作性となっています。

またパンチホール部分には約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0)のフロントカメラが内蔵され、生体認証として顔認証に対応するほか、本体右側面に指紋センサーも搭載しており、マスクをしたままでも指紋でさっとロック解除できるようになっています。またディスプレイはリッチカラーテクノロジーモバイルやアウトドアビュー、リラックスビューにも対応しています。サイズは約158×71×9.4mm、質量は約174g、本体色はJ:COM MOBILEではシルバーの1色のみ。

本体は引き続いて防水(IPX5およびIPX8準拠)および防塵(IP6X準拠)、耐衝撃(MIL-STD-810H準拠)に対応し、泡タイプのハンドソープでまる洗いが可能なほか、アルコール除菌シートでも手軽に手入れできるため、常に清潔に保てて安心・安全に使えます。一方、リアカメラは約5030万画素CMOS/広角レンズ(F1.8)に大幅に高画素化され、AIオートモードやAIライブシャッター、背景ぼかしモードなどが利用できるようになっています。



さらにBASIOシリーズで初めて「おサイフケータイ(FeliCa)」に対応しており、交通系ICカードサービスなどが利用可能で、NFC Type A/Bにも対応しているため、マイナンバーカードを読み取ったり、マイナンバーカード機能を搭載できる「スマホ用電子証明書搭載サービス」も利用可能となっています。その他、緊急速報メールや国際ローミングにも対応。地上デジタル放送(ワンセグ・フルセグ)や赤外線通信には非対応。

右側面に事前に設定した機能を起動できる「音声検索キー」を搭載し、初期状態では音声検索となっていますが、カメラやラジスマを素早く起動できるようになっているほか、電車の中でも音が途切れずに聴けるインターネットラジオ「radiko」と高音質で遅延のないFMラジオを簡単に切り替えできるラジスマアプリ「radiko+FM」などにも対応しています。機能としてはシャープ独自の「楽ともリンク」や指紋認証の長押しで予め登録してある決済サービスをすぐに起動できる「簡単お支払い」、「持つと画面点灯」、「Bright Keep」などに対応。



主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 695 5G Mobile Platform」(オクタコアCPU「2.2GHz×2+1.8GHz×6」)や4GB LPDDR4X内蔵メモリー(RAM)、64GB UFS2.2内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.1、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSSなど)。

バッテリー容量は4000mAhとBASIO activeと同じで、長時間の外出でも安心して使うことが可能で、急速充電(USB PD 3.0)にも対応し、連続通話時間(VoLTE)は約3000分、連続待受時間(4G)は約640時間。充電時間は約140分(Type C共通ACアダプタ02[別売]使用時)。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通りで、SIMは新たにnanoSIMカード(4FF)サイズのスロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)となりました。

5G NR: n3 / n28 / n77 / n78
4G LTE: B1 / B2 / B3 / B5 / B8 / B12 / B17 / B18 / B19 / B38 / B41
3G W-CDMA: B1 / B2 / B5 / B8
2G GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900MHz

OSはAndroid 14をプリインストールしていますが、OSバージョンアップには非対応。不審な着信があった場合に活用できる迷惑電話対策機能を搭載しており、注意喚起メッセージの表示や専用ガイダンスによる代理応答、通話を自動録音する機能なので特殊詐欺などの被害防止に貢献できるということです。





記事執筆:memn0ck


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