Image: ヤマダユウス型

すんごいの出てきたなぁ…!

デンマークを拠点とするオーディオブランドBang & Olufsen(B&O、バング アンド オルフセン)から、すんごいワイヤレスヘッドホンが発売されました。それがこちらの「Beoplay H100」。

いままでの最上位モデル「Beoplay H95」を上回る、3桁のナンバリングを関した究極のフラッグモデルです。その価格、なんと22万9900円! もはやそこそこのゲーミングノートに迫る価格だ…ッ!

美観にも定評のあるB&Oの製品は、たしかに高価格なモデルがそろっています。「にしても23万円は…」と思うかもしれませんが、実はこのヘッドホン、使おうと思えば10年以上使えるんですよ。

接着剤不使用、ほとんどのパーツが交換可能

B&Oはタイムレスをキーワードとしています。このタイムレスという言葉はインテリア業界でよく耳にするんですが、時代に左右されないとか、時を超えてずーっと使えるとか、そんな感じの意味合い。

「Beoplay H100」は、まさにこのタイムレスを体現したヘッドホンなんです。すなわち、メンテナンス性がとても優秀。

各パーツは接着剤を使っていないため基板まで分解が可能。イヤーパッドはもちろん、ドライバーやバッテリーといった内部的な部分まで交換対応を受け付けています(一部パーツはユーザーでも交換可能)。レザー部分はすべて本革。

バッテリーは左右のハウジングに個別搭載されており、ワイヤレスヘッドホンとしては珍しい仕組みとのこと。これのおかげでヘッドホンの頭脳ともいえるDSPに効率的に電源が供給でき、音質向上に貢献しているとのこと。

頭が押し付けられるヘッドバンド部分は、マグネットでバチっと着脱可能。イヤーパッドが着脱できるヘッドバンドはよく見かけるけど、まさかヘッドバンドまで着脱可能にするとは。汗やら圧力やらで、それなりに消耗しがちな部分です。

イヤーパッドのLRはプリントではなく、音質への影響を最小限にするためメッシュの編み込みで表示。

「Beoplay H100」は最大5年の延長保証を受けられますが、パーツの交換によりさらに長く使うことが可能。「ゆりかごからゆりかごまで」とも言われるCradle to Cradleの認証を受けており、メンテナンスや持続可能性に優れたヘッドホンでもあるわけですね。

練りに練られたディテール

音質の要であるドライバーには、40mmのチタンドライバーを搭載。ノイキャン・外音取り込みはもちろん、Dolby Atmosによる空間オーディオにも対応しました。マイクは片耳につき5基搭載。バッテリー再生時間はノイキャンONで最大32時間で、コーデックはSBC、AAC。

側面のハウジングをダイヤルのように回転させて、音量やノイキャンのON・オフを調整する。

USB Type-Cによる有線接続にも対応で、有線時は94kHz/24bitのハイレゾ再生に対応。2025年内にはワイヤレスハイレゾコーデックにも対応する予定とのことです。2台までのマルチポイントに対応していますが、こちらも2025年内に3台までサポートする予定。

気になる音質は、やはり極上。とにかくフィット感が素晴らしく、耳や頭頂部が高級クッションで包まれているかのようでした。サウンドは生々しさがあり、すぐそこで演奏してるかのような臨場感。高域のキラキラ感にはうっとりできますね。

タッチで操作するハウジング部分は硬化ガラスでカバーされていて、触り心地もサラッサラ。3本指でのタッチにも対応しており、レスポンスも良好でした。耳元でMacのトラックパッドを触ってる感覚でしたね。

イヤーパッドはラムスキン。ほどほどのクッション性と通気性があり、合皮のようにモロモロすることもなし。

あと細かい部分ですが、こうして首にかけたときにハウジングの向きを変えると良い感じに前方を向いてくれるんです。ハウジング内側の保護にもなるし、何より見た目が美しい! せっかくのお高いヘッドホン、こういう魅せ方ができるのはありがたい。

高級バッグを思わせる専用の本革ケースも付属します。ラグジュアリ〜。

自分の人生に寄り添ってくれるワイヤレスヘッドホン

左ハウジングのダイヤルを回すとノイキャンと外音取り込みがシームレスに切り替わって、そのまま外音取り込みの強度を調整できるんですよ(Beoplay H95と同じ)。この体験がかなり面白くて、外界とのつながり具合をチューニングするかのような、いわばオンとオフの2極ではない中間のニュアンスを味わえました。ウェアラブルみたいな。

ヘッドホンを消耗品的な目線ではなく、それこそ家具のように補修しながらずっと使える。タイムレスを掲げるB&Oにこれ以上なく相応しいヘッドホンでしょう。思えば家具やインテリアはファッションとも親和性が高いし、インテリア方面からアプローチしたヘッドホンの究極系と言えるかも。

カラバリは3色。今まで写真で紹介してきたのがこちらがInfinite Black

こちらのニュアンスカラーがHourglass Sand。この2色は各種店舗で購入可能です。

ピンクゴールドっぽいこのSunset Apricotのみ、B&Oの直販限定です。にしても一生物のワイヤレスヘッドホンかぁ。ロマンの塊だなぁ。

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Source: Bang & Olufsen