能登半島地震の被害受け“白米千枚田”の作付けは例年の1~2割に それでも迎えた稲刈りに「やっとこの日が来た」と地元の人は感慨ひとしお 石川・輪島市
能登半島地震で被災した石川県輪島市の景勝地「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」では実りの時期を迎え、稲刈りが始まっています。
日本海に面して1000枚以上の棚田が広がる白米千枚田は、地震で田んぼのあぜに亀裂が入るなど大きな被害を受け、作付けは例年の1割から2割ほどに落ち込みました。
それでも3日から、早生品種「能登ひかり」の刈り取りが始まり、地元のボランティアや支援活動で滞在しているおよそ20人が手作業で精を出しました。
愛知県の職員「初めてです。やる前から転びました。思いのほか水があってビックリです」
千枚田愛耕会・白尾友一会長「やっとこの日が来た。やっぱりうれしいですし、みんなの力を借りてここまで来たので感謝しかないですね」稲刈りは全国のオーナー会員も加わり、8日まで行われる予定です。