基準値を超えるカドミウムが検出された日本から輸入の冷凍キビナゴ(食品薬物管理署のウェブサイトから)

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(台北中央社)衛生福利部(保健省)食品薬物管理署は3日、鹿児島県の水産業者から輸入された冷凍キビナゴから基準値を超えるカドミウムが検出され、水際検査で不合格になったと公表した。規定により全量が廃棄または積み戻しされる。

同署によれば不合格となったのは冷凍キビナゴ15キログラム。有害性のある重金属カドミウムが1キログラム当たり0.12ミリグラム検出された。台湾における同品目の基準値は同0.05ミリグラムに設定されている。

この日公表された、水際検査で不合格となった輸入品は計16件。インドからのミックススパイスや中国からのプラスチックフォークなどが含まれた。

(沈佩瑤/編集:田中宏樹)