開幕から好調を維持しているハーランド photo/Getty Images

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プレミアリーグ開幕後は2度のハットトリックを含め、すでに7ゴールを挙げているアーリング・ハーランド。得点ランキングではすでに頭一つ抜けており、3季連続でのゴールデンブーツに期待がかかる。

「体を休めることができたし準備は万端、今は最高の気分さ。休息が必要だったんだよ」

「頭の中からサッカーを完全にログオフして、トレーニングしないことがどれだけ重要なのかはサッカー選手だけが知っている。素晴らしいオフシーズンを過ごしたから、良いシーズンを送る準備はできているよ」

英『Manchester Evening News』では今季のロケットスタートについてオフシーズンでしっかり休めたことが、好調に繋がっているとノルウェー代表FWは語っている。マルティン・ウーデゴールらとともに代表選手としてEURO2024に出場することは叶わなかったが、その分しっかりと休息を取っており、新シーズンに向けて備えていたようだ。

また、サッカーについて考えない時期を作ることの重要性についても言及している。欧州サッカーでは近年試合数の増加が問題視されており、それが負傷やコンディション低下に繋がってしまっている選手はあとを絶たない。

しっかりと休息を取ることが今季の活躍に繋がっていると話すハーランドだが、現状のシティに彼の代役を務められるストライカーはいない。フリアン・アルバレスはチームを去っており、この夏には古橋亨梧をはじめとした獲得候補の名前が挙がったが、獲得には至らなかった。おそらくフィル・フォーデンやベルナルド・シルバといった選手を最前線に配置する偽9番がハーランド不在時のオプションになるといえるが、この戦術のクオリティ次第ではハーランドが休めない試合も出てくるだろう。