ビルケンの名作サンダル「チューリッヒ」は今年60周年。記念モデルに見る完成度の高さ
機能的でオシャレなサンダルを手掛けるドイツ発のBIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)。その歴史は1774年からはじまり、今につながる特徴的なフットベッドを持つビルケンシュトックサンダルが誕生したのは1963年のこと。
そして、1964年にブランドならではのフットベッドを備えたサンダル第2号として登場したのがZURICH(チューリッヒ)でした。
これまで愛され続けてきたこのアイコニックなモデルは今年で生誕60年。それを記念したアニバーサリーエディション「Zürich 1964」(2万5300円)が登場しました。
世界中の全ての人々の足の健康を守ることを使命とし、人の自然な歩行("Naturgewolltes Gehen")をサポートするためにビルケンシュトックが発明したのが、足の形状に沿ったフットベッド。コルクなどの天然素材で作られたフットベッドは、履いているうちに足の形に自然に馴染んでいき、さらにフィット感が増していきます。
ZURICHは、そんな革新的なフットベッドを採用したビルケンシュトックのサンダルの2代目モデルとして1964年に誕生。当初はシンプルに「クローズドモデル」と呼ばれていましたが、後に「ZURICH」と改名された歴史を持ちます。
幅広のアッパーにふたつのバックル、天然素材をそのまま取り入れたデザインといったそれまでにない斬新なサンダルで、当時では珍しい “ユニセックス仕様”であることも画期的でした。
「Zürich 1964」では、アップデートを重ねながら現在も愛されるZURICHシリーズと、発売当時のオリジナルモデルとをシームレスに融合。オリジナルモデルと同様の2本のストラップとゴールドに輝くバックルを採用し、足の形状を考慮した天然ゴム混合フットベッドにはクラシックなBIRKENSTOCKのロゴを刻印しています。
また、アッパーには柔らかく心地良い肌触りのベロアレザーを使用。ソールには、ブランドの象徴的な模様であるボーンパターンではなくオリジナルのヘリテージソールを採用するなど、クラシックなディティールをプラスし、レトロな雰囲気に仕立てています。
カラーは、アーカイブからインスパイアされた4色展開。ビルケンシュトックの公式オンラインサイトと限定店舗にて8月29日より発売中です。
>> BIRKENSTOCK
<文/&GP>
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