【ヘルスケア】血圧を気にする人が「ポッカレモン100」を毎日大さじ2杯摂るメリットとは?
食楽web
●「ポッカレモン100」が機能性表示食品として9月2日よりリニューアル! レモンに含まれるクエン酸に血圧を下げる効果が期待できることが研究によって明らかになりました。
『ポッカサッポロフード&ビバレッジ』が販売するレモン果汁100%の「ポッカレモン100」。1972年より発売しているロングセラー商品ですが、9月2日より機能性表示食品としてリニューアルされます。
とはいえ、中身は従来の「ポッカレモン100」のままとのこと。愛好者から「ポッカレモンを使うと体の調子が良い」という声を受け、研究を続けた結果、レモンに含まれるクエン酸が高い血圧を和らげることを期待できると明らかになったとか。
販売52年目の真実、血圧への効果はどのくらい期待できる?
リニューアルに伴う発表会の様子
一般的に、レモンに含まれるクエン酸は疲労回復を期待できると言われてきましたが、今回の研究では、「クエン酸が血管内皮の筋肉を弛緩させることで血管を拡張、血小板の凝集と血液凝固を抑制することにより、血流の流動性が改善見られた」といいます。
2004年、2008年、2017年、2019年と研究を続けてきました
2019年、20代から60代の154人を対象に行われた臨床試験では、1日30mlの「ポッカレモン100」を12週間継続して摂取することで、血圧値(収縮期血圧)の下降を確認できたため、機能性表示食品としてのリニューアルが実現しました。
量としては、1日大さじ2杯の「ポッカレモン」を飲み物や料理に加えて摂取。毎食の料理に加えたり、1回30mlを飲み物に混ぜて摂取してもOKとのことです。
30mlはレモン1個分に相当
とはいえ、普段使い慣れていない人が、1日30mlも摂取するのって意外とハードルが高いですよね。レモンと言うと、お酒やカクテル、紅茶、揚げ物に加えといった使い方をする場合が多く、ストレートで飲むにも、きちんと習慣として定着するまで慣れが必要です。
ということで、提案するのが料理への活用術!
すし酢の代わりに「ポッカレモン」を入れたり、マヨネーズに「ポッカレモン」を加えてさっぱりドレッシングにしたり、酢の代替として使える場面が実は結構あるのです。
料理への活用は幅広い!
栄養士が考える「ポッカレモン100」の活用例
“唐揚げにレモン”は賛否両論ありますが、唐揚げの下味に「ポッカレモン100」を加えると、肉や衣にもしっかりなじむので、後がけよりも一体感が出て美味でした。
「ちらし寿司」の酢飯が苦手な人も美味しく食べられる!
酢飯を「ポッカレモン100」で作ったちらし寿司
驚いたのが、「ポッカレモン100」で作った酢飯。実は酢飯があまり得意な方ではないのですが、酢の代わりにレモン果汁がこんなにもマッチするとは! 酸っぱさよりも、爽やかさの方が勝っていて、和でも洋のアレンジでも、どちらとも合いそうです。
他にも、肉を柔らかくするために酢の酢酸効果を利用する場合があります。クエン酸には肉質を柔らかくし、胃の消化の向上を示唆する研究もあるそうで、漬け込み調味料として利用するのも一手ですね。
開栓後は冷蔵庫で1週間から2週間以内に使い切るように [食楽web]
普段から「ポッカレモン100」などレモン果汁を身近な調味料として利用すれば、クエン酸のほか、美肌の味方「ビタミンC」や抗酸化作用を期待できる「ポリフェノール」、リラックスを促す「リモネン」など、レモン由来の健康成分を取り入れられるチャンスになります。健康を促す調味料として、「ポッカレモン100」を取り入れてみてはいかが。
(撮影・文◎亀井亜衣子)
●DATA
ポッカサッポロフード&ビバレッジ
https://www.pokkasapporo-fb.jp/lemon100/