Image: Gizmodo/ Artem Golub

8月14日のMade by Googleで発表され、現在、絶賛予約受付中のGoogle新型イヤホンPixel Bud s Pro 2。

初代からアップデートすべきとこは確実に変え、キープすべきところはそのまま残した、実直なイヤホンというのが第一印象です。ただし、その真面目さの中にもウキウキするところはあって…。Pixel Buds Pro 2の発売が待ち遠しくなる、期待すべきポイントを4つあげてみました。

1:ノイキャンが2倍

イヤホンでは初めて搭載されることになった、Google印のTensorチップ。Tensor A1チップの力によって、前モデルよりもアクティブノイキャン(ANC)、つまりノイズ除去パワーが2倍になっているというのは大きなアピールポイントです。

正直、前モデルのANCも悪くなかったので、これはかなり期待のハードルがあがります。Google曰く、毎秒300万回もサウンド環境を適応させるそうで、その音は楽しみで仕方ありません。

2:Gemini搭載

公式が「Gemini のために作られた初のイヤホン」って言ってるし、Pixel Bud s Pro 2における主役はGeminiです。スマホを取り出すことなく、イヤホンからのGemini発動でタスクが完了する=ハンズフリーでできるなら最高すぎます。

気になるのは、イヤホンを装着しているであろうそこそこうるさい環境(オフィスやカフェなど)で、どこまで自分の言葉をGeminiが適切に聞き取ってくれるか。これをテストするのが楽しみ。

メールの要約を読んでくれたり、近場のおいしいスムージー屋さんの場所教えてくれたら、僕個人のアシスタントとしては超有能です。

ただし、Made by Googleの会場でデモを見た感想だと期待しすぎはやめようとも思いますが。静かな室内で担当者によるデモだったにもかかわらず、Geminiは何度もタスクに失敗していたので…。

3:マルチパス処理

ANC処理とは別、独立したレーンで音楽再生専用の処理を行なうというマルチパス処理。これを可能にするのはTensor A1チップ。Googleいわく、この技術の高級イヤホンでも採用はマレだそうで、単なるギミックで終わるのか、ゲームチェンジャーとなるのか気になります。

4:アーチ回転でフィット

音やノイキャンはもちろんですが、結局毎日使い続けられるかどうかはフィット感、装着感しだい。今回の羽のようなデザイン、アーチを回転させてフィットさせるというしかけに期待しています。これによってほとんどの人の耳にうまいことフィットするそうで、前モデルと比べ、安定感は2倍だとか。

以上、期待したい4つのポイント。…逆にいえば、発売後この4つがイマイチだと、友達に購入は進めないということなのです。

Pixel Bud s Pro 2の発売は9月26日。価格は3万6800円。

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