札幌記念に出走するプログノーシス(撮影:高橋正和)

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 8月18日(日)は中京・新潟・札幌の3場開催。18日の天気は中京が晴れ、新潟が曇りのち晴れ、札幌が曇りのち晴れの予報となっている。

■札幌記念でプログノーシスが連覇なるか
 札幌11Rは芝2000mの札幌記念(GII)。プログノーシスは昨年のこのレースを圧勝。まだGIには手が届いていないが、前走でもクイーンエリザベス2世Cでロマンチックウォリアーのクビ差2着など、ここに入っても実績は見劣らない。連覇なるか。21年のダービー馬シャフリヤールは22年のドバイシーマクラシックを制していて、前走でも同レースで2着と衰えてはいない。昨年は道悪で惨敗も、ここは巻き返しが期待される。その他、ダートのエルムSから中1週の異例のローテで臨むGI馬ドゥラエレーデ、ハイレベル世代の皐月賞馬ジオグリフなど豪華メンバーが揃う。

■CBC賞でキタノエクスプレスが重賞初制覇を狙う
 中京11Rは芝1200mのCBC賞(GIII)。2連勝中のキタノエクスプレスはある程度ポジションをとって運べるタイプで、今の中京の馬場にマッチしている。ハンデ戦で55kgの斤量なら悪くない。連勝を伸ばして重賞初制覇も十分考えられる。対するは京王杯スプリングCで3着のスズハローム、前付けなら巻き返しも十分あるジャスティンスカイ、枠と脚質が課題も力上位のアグリなど。

■NST賞は新潟巧者アルファマムの連覇なるか
 新潟11Rはダート1200mのNST賞(OP)。アルファマムは新潟ダート1200mで4戦して3勝、2着1回と非常に相性が良い。昨年のこのレースを勝っていて、近走の成績も悪くない。連覇が期待される。対するは前走の安達太良Sが強かったマニバドラ、同レースで休み明け2着だったメタマックスなど。

■阿賀野川特別でトップナイフの弟バッデレイトが無傷の3連勝を狙う
 新潟10Rは芝2200mの阿賀野川特別(2勝)。札幌記念に出走している22年ホープフルSの2着馬トップナイフの弟でサトノダイヤモンド産駒のバッデレイトがデビューから無傷の3連勝を狙う。ここを勝って秋への飛躍につなげるか。対するは連勝中のピースワンデュック、オリエンタルナイトなど。

■中京5Rの新馬戦で1億1550万円のセイキュートなどがデビュー
 中京5Rは芝1600mの新馬戦。セレクトセール当歳で1億1550万円(税込み)の値が付いたサトノダイヤモンド産駒のセイキュートが坂井瑠星騎手でデビューする。

■新潟5Rの新馬戦にプリモシーンの仔プリモシークエンスが登場
 新潟5Rは芝1800mの新馬戦。20年東京新聞杯など重賞3勝を挙げたプリモシーンの仔でエピファネイア産駒のプリモシークエンスがC.ルメール騎手でデビューする。また、19年新潟2歳Sを勝ったウーマンズハートの仔でハービンジャー産駒のチェンジオブハートが戸崎圭太騎手でデビューする。

■札幌5Rの新馬戦に3億4100万円のショウナンバルドルが登場
 札幌5Rは芝2000mの新馬戦。セレクトセール当歳3億4100万円(税込み)の値が付いたブリックスアンドモルタル産駒のショウナンバルドルが池添謙一騎手でデビューする。また10年阪神牝馬Sを勝ったアイアムカミノマゴの仔でエピファネイア産駒のカミノレアルが菱田裕二騎手でデビューする。

■村山明調教師のバースデー
 18日は村山明調教師の53歳のバースデー。当日の管理馬は新潟で1頭、札幌で2頭がスタンバイしている。

■盛岡競馬でOROターフスプリント
 盛岡競馬場では18時15分にOROターフスプリント(重賞)が発走。オープンを圧勝で2連勝中のグットフォーチュンなどが出走する。