監督未経験なのに…突如現れた「名将」 最下位→9位浮上で表彰、ファン絶賛「和製クロップ」
徳島の増田監督が7月のJ2月間優秀監督に輝く
徳島ヴォルティスの増田功作監督は、7月のJ2リーグ「月間優秀監督賞」を受賞。
4月の暫定監督就任時にはリーグ最下位だったなか、9位まで盛り返しており、「素晴らしい」「名将」など称賛が相次いでいる。
徳島は開幕7試合を終えて最下位に沈むなか、吉田達磨監督の解任に伴い、4月1日にヘッドコーチだった増田氏が暫定的にトップチーム監督に就任。増田氏は自身初のJリーグクラブ・トップチームでの指揮となり、5月5日には正式に指揮官へと就任した。
6月23日の第21節水戸ホーリーホック戦以降は4勝1分1敗。26試合を終えて、順位はJ1昇格プレーオフ圏内の6位とは勝ち点8差の9位まで浮上している。
そのなかで8月13日、Jリーグは7月の「J2月間優秀監督賞」に増田監督を選出。足立修委員長は「苦しい時期を乗り越え、チームをよく立て直した。今後に期待したい」と評価し、寺嶋朋也委員も「4月に最下位だったチームの指揮を引き継いで見事に立て直して中位へ上昇。7月は2連勝で文句なし。攻守のハードワークを取り戻しただけでなく、選手の立ち位置を整理し、縦パスを差し込むタイミングも洗練されてきた。上位との対戦が続く8月の奮闘に期待」と述べている。
SNS上では、ファンから「素晴らしい」「名将」「凄い」「和製クロップきたああああ」「我らの監督!」「誰がどう見てもそう」「この調子でもっと上へ!」といった声が寄せられている。(FOOTBALL ZONE編集部)