未発表な8.7インチ小型Androidタブレット「Redmi Pad SE 8.7」（Wi-Fiモデル）が日本で発売へ！型番「24075RP89G」が技適通過

2024年8月11日 23時55分

コンパクトタブレット「Redmi Pad SE 8.7」が日本で発売へ！技適通過

総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、新たにXiaomi Communications（以下、Xiaomi）が未発表なタブレット「24075RP89G」（認証番号：217-241468）の工事設計認証（いわゆる「技適」）を相互承認（MRA）によって2024年6月28日（金）付けでTimco Engineeringを通じて取得しています。

24075RP89Gは現時点では海外でも未発表な製品のため、詳細は不明ですが、すでに米連邦通信委員会（FCC）やシンガポールの認証機関である「IMDA」、電気機器安全規格適合試験などを行なっている「TUV SUD PSB」などの認証も取得しており、ソースコードなどからXiaomiが展開している「Redmi」ブランドのタブレット「Redmi Pad SE 8.7」の携帯電話ネットワークに対応していないWi-Fiモデルになると見られています。

これにより、Xiaomiの日本法人である小米技術日本（以下、シャオミ・ジャパン）が日本でXiaomi Pad SE 8.7（Wi-Fiモデル）を発売する準備を進めていると見られます。なお、Redmi Pad SE 8.7の携帯電話ネットワークに対応した製品はインドにて「Redmi Pad SE 4G」として発表されており、チップセット（SoC）にMediaTek製「Helio G85」を搭載した小型かつ安価なエントリーモデルとなっています。

総務省が公開している電波法に基づく工事設計認証の認証情報

Redmi Pad SE 8.7の携帯電話ネットワークに対応した製品となるRedmi Pad SE 4Gは前述通りにMediaTek製SoCのHelio G85を搭載したミッドレンジタブレットで、画面はノッチやパンチホールなどの切り欠きのないアスペクト比9：15の約8.7インチHD+（800×1340ドット）液晶ディスプレイ（約179ppi）で、最大90Hzリフレッシュレートや最大180Hzタッチサンプリングレート、明るさ600nits（屋外）、コントラスト比1500：1、10bitカラー（10億色表示）などとなっています。

画面を覆うガラスは特に製品名は明記されていませんが、傷つきにくくなっているとされ、画面占有率は84.41％に達し、サイズは約211.58×125.48×8.8mm、質量は約375g、本体色はOcean BlueおよびForest Green、Urban Grayの3色展開となっており、生活防水・防塵（IP53準拠）に対応しています。またバッテリー容量は6650mAhで、充電は最大10Wまでとのこと。生体認証は指紋センサーは搭載されておらず、顔認証のみ。さらにDolby Atmosに対応したデュアルステレオスピーカーを内蔵しています。

内蔵メモリー（RAM）はLPDDR4X、内蔵ストレージはeMMC 5.1で、4GB RAM＋64GBストレージモデルと4GB RAM＋128GBストレージモデルがラインナップされ、外部ストレージとしてmicroSDXCカードスロット（最大2TB）も搭載しています。カメラは背面に約800万画素CMOS（1画素1.12μm）／広角レンズ（F2.0）のリアカメラ、前面に約500万画素CMOS（1画素1.12μm）／広角レンズ（F2.2）のフロントカメラを搭載し、インターフェースはUSB Type-C端子（USB 2.0）と3.5mmイヤホンマイク端子を搭載しています。

その他の仕様ではWi-Fi 5に対応したIEEE802.11a／b／g／n／ac準拠（2.4および5GHz）の無線LAN、Bluetooth 5.3、位置情報取得（A-GNSS：GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou・QZSSなど）、加速度センサー、ホールセンサー、電子コンパス、仮想光センサー、仮想近接センサー、赤外線リモコンなど。OSはAndroid 14ベースの独自ユーザーインターフェース（UI）「HyperOS」をプリインストール。同梱品はタブレット本体のほか、ACアダプターやUSBケーブル、SIMピン、クイックスタートガイドなどの紙類となっています。