Image: Sonos

それでも高いけどね。

2024年6月より日本でも販売開始となったSonos初のヘッドホンSonos Ace。目を引くデザインやサウンドは好評な一方で、7万4800円とまあまあ強気の価格ゆえ、アプリの不具合やオーディオスワップ機能の対応製品が限定的なことなど、不満を訴える声も挙がっていました。

Sonos Aceは、ブラックとソフトホワイトの2色展開。
Image: Sonos

オーディオスワップ機能とは、Sonosのウリのひとつで、2台の製品をペアリングすることでオーディオをシームレスに切り替えられるという機能です。

発売当初、Aceとペアリングできるものは、13万4800円もする高価格なサウンドバーSonos Arcのみでしたが、サウンドバーSonos Beamの両世代、エントリーレベルのSonos Rayともペアリングできるようになります。なおRayの価格は3万9800円。

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Sonosはリリース時、すぐに互換性を広げると約束してはいましたが、なぜ13万円のサウンドバーのみにサービスを限定したのかということが引っかかっていました。気づけば同じ企業の製品に囲まれていて、そのエコシステムに飲み込まれていく…。アップルがいつもしていることですね。

だからこそ、買い物は賢明に行なうことが重要です。Aceは、8万円近くする割に大したことはない、というのが筆者の感想でした。

しかし今回のアップデートでよりリーズナブルな製品とも接続できるようになったことで、少しは使いこなせそうな気がしてきました。購入の後押しになるかもしれない?

その他にも、Spotifyに接続するのに30分ほどかかる、スピーカーを別の部屋に移動すると接続できなくなる、Wi-Fiにつながらないなど何かと不便の多いアプリの改修も進めているようで、こちらにも期待。

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