大分トリニータのサポーター【写真:Getty Images】

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大分と熊本の九州ダービーが大盛況

 J2リーグ第26節が8月11日に各地で行われたなか、大分トリニータはホームでロアッソ熊本と対戦。

 “九州ダービー“の一戦は2-1でホームの大分が逆転勝利を飾り、大満員のスタジアムが作り出した雰囲気に注目が集まっている。

 試合は後半24分、オウンゴールで熊本が先制に成功するも、同42分に大分MF保田堅心の左コーナーキックがそのまま直接ゴールイン。同アディショナルタイムにはDFペレイラが意表を突くヒールシュートで逆転ゴールを奪い、大分が劇的逆転勝利を決めた。

 大分の本拠地・レゾナックドーム大分の収容人数は3万1997人に対し、「2万8359人」のファン・サポーターが駆け付けた。2万人を超える入場者数は2019年以来5年ぶりとなった。

 SNSでは「スタジアムの違いを実感」「これはびっくり!」「発表された瞬間は目を疑ったな」「素晴らしい雰囲気」「圧巻の一言」「最高の試合でした!」など、この一戦の盛り上がりが注目を集めた。

 この試合では大分が「亀祭2024」としてイベントを実施。記念シャツの配布や、スタジアム演出や、特別グルメの販売など、試合以外でもファン・サポーターがスタジアムを楽しむことができる1日にもなっていた。

 今季J1リーグでの平均入場者数は約1万9000人。それを大きく上回る2万8000人超のファン・サポーターが圧巻の雰囲気を作り出し、選手たちを後押した。(FOOTBALL ZONE編集部)