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(MCU)最新作『&ウルヴァリン』のヴィラン候補に『ゲット・アウト』(2017)や『アス』(2019)『NOPE/ノープ』(2022)のジョーダン・ピールが検討されていた……?このたび幻のアイデアが明かされた。

ジョーダン・ピールといえばホラー映画監督としてのイメージが強いが、実はコメディアンとしてキャリアをスタートさせている。2012年には脚本、製作、出演を務めたコメディ番組「キー&ピール」が大ヒット。その後も脚本家、俳優、声優などマルチに活躍し、2017年には『ゲット・アウト』で監督デビューを飾った。

そんなピールが『デッドプール&ウルヴァリン』のヴィランとして検討されていたという驚きの事実を明かしたのは、メガホンを取ったショーン・レヴィ監督。米ポッドキャスト番組とのインタビューで、アイデアの詳細を語っている。

本作では、ドラマ「ロキ」(2021-)で初登場したTVA(時間変異取締局)が重要な役割を担ったが、レヴィ監督いわく「初期の段階からTVAのキャラクターを新たに作るか、連れてくることは決めていた」という。そこで浮かんだのが、TVAの人間にヴィランを作り出すことだった。「前に一度だけヴィランに関するアイデアがあったんです。最初のバージョンでは、もしかしたらヒュー(・ジャックマン)が参加する前かもしれませんね」。

(c) MARVEL 2024

なぜ、ピールだったのか。ヴィラン役に検討していた理由について「とにかく僕たちはジョーダン・ピールのファンだったわけです」とレヴィ監督。「彼はクールで、色んなことへの才能もあって」と続け、非常に直感的な選択だったことがうかがえる。「たくさんの人をキャスティングする中で、僕もライアン(・レイノルズ)も“誰と一緒に仕事をしたいだろうか”と考えて、その一人がジョーダン・ピールだったんです」。

気になるのは、その役どころだが……。レヴィ監督は「TVAの高い地位に就いている官僚のようなヴィランです」と明かしている。マシュー・マクファイデンが演じたミスター・パラドックスと関連するキャラクターだったという。

© 2024 20th Century Studios / © and 2024 MARVEL.

「現実にはあり得ないようなアイデアではありました」と振り返るレヴィ監督だが、「可能性は無限大です」と前向きでもある。今後のMCUでピール演じるヴィランがお出ましとなるかもしれない。

『デッドプール&ウルヴァリン』は絶賛公開中。

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