宮崎・日南市で震度6弱 南海トラフ地震臨時情報 県内では震度3 広島
8日、宮崎県で最大震度6弱の地震が発生し、気象庁が初となる南海トラフ地震臨時情報を発表しました。県内でも最大震度3を観測しました。
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8日午後4時43分ごろ、日向灘を震源とする最大震度6弱の地震が発生し、県内では呉市・江田島市・竹原市・府中町で最大震度3を観測しました。
緊急地震速報が発表されたことからJR在来線などで緊急停止をした影響で一時、10分から20分程度の遅れが発生。山陽新幹線では行先の変更や一部、運転を取りやめました。
東京へ「さっきの地震があったんで、ちょっと今心配して見てた。すごい揺れましたからね、びっくりした」
大阪へ「(新幹線)遅れちゃってるんで、今乗ろうかどうしよかなと考えてます」
気象庁は初となる「南海トラフ地震臨時情報」を出したのち評価検討会を開き、南海トラフと関連があるとされる「巨大地震注意」を発表しました。
気象庁は南海トラフ沿いの震源域で新たな大地震が発生する恐れが普段より数倍高まったとしたとして、1週間程度注意してほしいと呼び掛けています。
気象庁が「巨大地震注意」を発表したことに伴い、県の危機管理課はSNSで呼びかけるなど警戒態勢を執り始めています。