西野七瀬、2024年も話題作で存在感を発揮!女優としての深みと説得力が増した演技に注目

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2023年に放送されたドラマ『ポケットに冒険をつめこんで』(テレビ東京系)で主人公役を務め、2024年も映画『ある閉ざされた雪の山荘で』『帰ってきた あぶない刑事』などに出演した西野七瀬。今後も出演作がいくつか控えており、女優として順調な活躍ぶりを見せている。そこで本記事では、西野の今年の出演作での演技やその反響に触れながら、彼女の演技の魅力を紐解きたい。

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2024年もさまざまな作品で存在感を発揮している西野だが、1月クールには木曜劇場『大奥』(フジテレビ系)で、主人公・倫子(小芝風花)の付き人のお品を好演。公式コメントでは、倫子の幼なじみであり、友達であり、付き人でもあるという役柄に感じた難しさを明かしつつ、「困難が訪れても倫子と二人で乗り越えていく姿を丁寧に演じていけたら」と意気込んでいた西野だが、その演技に対し、SNSでは、「なぁちゃんの演技がよすぎる」「演技の振り幅が凄い」「毎回の現場で演技がステップアップしていってるの嬉しい」といった称賛の声が相次いでいた。これまでに積み上げてきた演技力が、時代劇でも花開いた形だ。

また、今年3月に公開された映画『52ヘルツのクジラたち』では、西野は自分の息子を「ムシ」と呼んで虐待する母親という難しい役柄にも挑戦。体当たりの演技を見せ、「毒親ぶりが引き立つ」「役者としての振り幅の広さを見せつけられる」「難しい役柄を真っ当に演じる演技が 光ってた」と、同映画を視聴したユーザーを唸らせていた。『52ヘルツのクジラたち』は、杉咲花、志尊淳、宮沢氷魚、小野花梨など、今をときめく実力派の若手俳優が出演していたが、西野の演技もまた、作品の魅力を大いに引き立てていたと言えるだろう。

そんな西野が高橋文哉とW主演を務める映画『少年と犬』が2025年春に公開される。同作は、1匹の犬“多聞”が、南の方角を目指して日本を縦断する旅路で出会った人々との心の交流を描いた物語。西野へオファーした理由について、企画・プロデュースを担当した平野隆氏は、「“愛おしさ”を多くの人々の印象に残せる役者だと思ったからです」とコメントを寄せている。西野は公式コメントで、「今まで経験したことがない感情になる場面が多く、想像しながら考え抜いたものを体現していくことに、日々楽しんで向き合っていました」と撮影を振り返っており、経験豊富な西野にとっても新境地となる作品になりそうだ。

それぞれの作品での経験を糧に、女優として演技に磨きをかけている西野。2025年公開予定の映画『君の忘れ方』にはヒロインとして出演することもアナウンスされており、まだまだファンを楽しませてくれることだろう。これからの活躍にも注目していきたい。