日清がまたやった!「謎肉」の次は【#謎うなぎ】爆誕!うなぎ不使用な「謎うなぎ丼」のお味はいかに⁉

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日清カップヌードルに構成されている、今話題の具材といえば「謎肉」。プラントベースのお肉として親しまれていますが、最近では「カップヌードル 謎肉放題」なる”謎肉オンリー”な商品も発売に。そんな大豆たんぱくを用いた代替え食品を得意とする日清が、またまたやってくれました!その技術を応用して、「謎うなぎ」を開発、販売にこぎつけたのです!うなぎのかば焼きを再現したという謎うなぎ。どこまで本物の味に迫っているのか、実際に食べてみましたよ!

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日清の話題の新商品!カップメシシリーズ「謎うなぎ丼」がこちら!



日清のカップメシ「カレーメシ」の公式X(旧Twitter)が、新商品の「謎うなぎ丼」をポストしていますよ。

中には、ご飯と「謎うなぎ」が入っていて、お湯をかけて5分で完成とか。とっても手軽にうなぎ丼を食べられて、うれしいですね!

パッケージには、「うなぎ不使用」「プラントベースうなぎ」と書かれていますが…。中には、うなぎにそっくりなフリーズドライの具。かなり興味を惹かれます!



『ライブドアニュース』の公式X(旧Twitter)では、「謎うなぎ」の詳細を伝えています。

ポストされた画像を見ると、たれで焼いた表面の質感から、うなぎの白い身と黒い皮まで、リアルに再現されているのがわかりますよ。動物由来原料を一切使用していないそうですが、本当なの⁉と疑うほど。その再現度の高さは、驚くばかりです。

ちなみに、こちらのポストは2023年のものですが、昨年、初めて冷凍の「謎うなぎ」が1000セット販売されました。それが大好評だったことを受け、2024年も5000セットの販売が決定したようです。


ニュースやSNSで話題となっている、日清の「謎うなぎ」。まずは、さまざまなメディアで報じられている内容をまとめてみました。

「謎うなぎ」誕生の裏には”うなぎの漁獲量激減”と”価格高騰”が


画像出典:Photo AC

少し、うなぎの歴史をひもといてみましょう♪

日本人にとって、うなぎは大昔からおなじみの食材だったようです。なんと縄文時代の遺跡からも、うなぎの骨が出土しているんですって!

江戸時代にしょうゆが普及したことを受け、「うなぎのかば焼き」が誕生。それまでは、ぶつ切りに塩を振って食べていたうなぎが、かば焼きの普及によっておいしい食べ物だと認識され、日本人に愛される魚になったそうです。

現在、うなぎは夏のスタミナ食としても有名ですが、私たちの食生活に深く根差していますよね。

ところが…。このところ、うなぎの漁獲量が激減!

うなぎの養殖技術は向上しているものの、稚魚となるシラスウナギの漁獲量も減少。2014年6月には、ニホンウナギが国際自然保護連合が定める「絶滅危惧種IB類(レッドリスト)」に指定され、日本、中国、台湾、韓国間で、シラスウナギの採捕規制が敷かれています。


画像出典:Photo AC

そこで日清が、漁獲量激減と、うなぎを食す日本の食文化の維持という観点から、代替うなぎの開発に着手したというわけです。そして、大豆たんぱくを主原料としたカップヌードルの「謎肉」を作る技術を応用することに。動物由来原料を一切使用せず、うなぎのかば焼きに近い食感と見た目、味わいを再現することに成功しました。

リアルな味わいと食感を再現するため、「謎うなぎ」は、上記のライブドアのX(旧Twitter)の画像通り、3層構造になっているとか。「白身層」は粒状大豆たんぱくで、ふわっとしながらも繊維感のある食感に。「中間層」は、植物油脂などで脂身のとろっとした食感を再現。「皮層」は大豆たんぱくを主体とし、竹炭粉末を使うことで、皮の色味や質感を再現しているとのこと。



ちなみに「謎うなぎ」は、オンラインで5000セット限定販売された、冷凍の「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」もありましたが、こちらは即完売。日本経済新聞電子版の公式X(旧Twitter)に、1分未満で5000セットが完売と記されていました。スゴイ人気!「謎うなぎ」への関心の高さがわかりますね。


冷凍の「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」は完売ですが、カップメシシリーズの新商品、フリーズドライの「プラントベースうなぎ 謎うなぎ丼」は、入手出来るチャンスが♪関東甲信越、中部、近畿地区限定で7月15日から販売していますよ。



フリーズドライの「プラントベースうなぎ 謎うなぎ丼」を食べてみた!



7月15日からエリア限定で販売中のカップメシシリーズ「プラントベースうなぎ 謎うなぎ丼」が、こちらです。近隣のコンビニエンスストアで、398円(税込)で購入出来ました♪

フタの上に特製甘辛たれをのせて、フィルム包装されていますよ。



フタを開けると、フリーズドライのご飯、調味料、「謎うなぎ」が入っていました。調味料は、白身魚の旨味を加えた、しょうゆベースのスープだそう。



フタを開けた時は、「謎うなぎ」が6個だけ?と少ない印象でしたが、運搬中にご飯の中に埋もれてしまったようです。スプーンで探してみると、たくさん出てきました。

「謎うなぎ」1個のサイズは約2cm×0.8cm×0.8cm。フリーズドライ状なので、とっても軽い!かば焼きのたれが染み込んだような明るい茶色、うなぎの皮の黒っぽい色、炭火焼きの香ばしい焼き色までも再現されていますよ。



作り方は簡単♪フタを点線の位置まで開け、軽くカップを横に揺すってから、内側の線まで約190mlの熱湯を注ぎます。



後は5分待つだけ。フリーズドライの「謎うなぎ」が、どんな風に仕上がるのか楽しみ!



5分経ってフタを開けると、うな丼のような、おいしそうな香りが広がりました♪付属の特製甘辛たれをかけ、全体を混ぜたら完成です。

ふわふわ食感の「謎うなぎ」は山椒のいい香り♪ご飯はうな丼そっくりの味!



日清の話題の新商品「プラントベースうなぎ 謎うなぎ丼」が、完成しました。スプーンですくってみると、水分がやや多めのうな丼といった感じ。リアルなうな丼を思わせる、おいしそうな香りが広がっています♪

フリーズドライの「謎うなぎ」は、大きくなるのかと思いましたが、サイズはさほど変わらずミニサイズでした。

まずは「謎うなぎ」だけで食べてみると、ふかふかとしつつも、ややポロポロとした食感。リアルうなぎの食感とは、ちょっと違うかな?でも、「謎うなぎ」から山椒のいい香りがして、風味は「うなぎのかば焼き」に近いですよ。

特製甘辛たれとフリーズドライのしょうゆベースのたれが染み込んだご飯は、うな丼のご飯にかなり近い味わい。とってもおいしいです!少しご飯はやわらかめですが、熱湯をかけて5分でこの味を作れるなら、買いかも♪と感じました。

「プラントベース 謎うなぎ」が「謎肉」に迫る人気を博す!?



日清の最新フードテクノロジーで「うなぎのかば焼き」を再現した、プラントベースの「謎うなぎ」。実際に味わってみて、日本人が大好きな「うなぎのかば焼き」のおいしさを再現しようと試みた、日清の企業努力を感じました。

リーズナブルな価格&手軽に作れるので、ストックしておけば、いつでもうな丼気分を楽しめてよさそう。また、非常食としていざという時に食べたら、重たい気持ちを晴らしてくれる食事になるのでは、と思いました。

うなぎの漁獲量激減という実情を、フードテクノロジーでカバーする日清の新商品「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」。これぞ、日本人が待ち望んでいた食品かもしれませんね。

気になる方は、カップメシシリーズの「プラントベースうなぎ 謎うなぎ丼」を探してみてくださいね。

<参考文献>
『魚の食べ方探求~日本のうなぎの歴史』
https://seafood-reference.com/unagi/unagi-tabekata/entry963.html

『SEFI~うなぎの現状~』
https://sefi.jp/status02.html


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