イブラヒモビッチが始球式に登場【写真:ロイター】

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ほとんど振りかぶらずに右腕を振ったが、捕手の左上へノーバンウンド投球

 2022-23年シーズン限りで現役引退したズラタン・イブラヒモビッチ氏は、現地時間8月2日に行われた野球メジャーリーグの試合で始球式を務めた。

 シニア・アドバイザーを務めるACミランのアメリカツアーに伴いニューヨークを訪れ、マウンドから一投。「なんでそんなに速いんだよ」との声があがっている。

 現在42歳のイブラヒモビッチ氏は、イタリアやイングランドなどの名門クラブを渡り歩き、4か国でリーグ優勝、5度の得点王を獲得。ACミランに在籍していた2023年6月に現役引退し、現在は同クラブのシニア・アドバイザーを務める。米MLSのLAギャラクシーにも在籍経験があり、アメリカにもファンが多い。

 イブラヒモビッチ氏は、背番号11のピンストライプのユニフォームでマウンドへ。大歓声に包まれるなか余裕の笑顔を見せると、ほとんど振りかぶらずに右腕を振った。それでも投じられたボールは捕手の左上へのノーバンウンド。ヤンキースタジアムはどよめきに包まれると、両手を広げて歓声に応えていた。

 野球は初心者と思われるなか、投じられた“豪速球”にSNS上のファンも驚き。「振りかぶらんでこの豪速球。真面目に野球してたら155キロくらい投げられそう」「半身だけでこんな強さの球放れるのエグすぎる」「初心者でこれはあまりにも球が速すぎる」「何をやっても絵になる」とのコメントが並んだ。(FOOTBALL ZONE編集部)