KDDI、法人向け折りたたみ型フィーチャーフォン「GRATINA KYF44」を発表！8月1日に発売。通常モデルに加えてカメラ制限モデルを用意

KDDIの法人向け折りたたみ型フィーチャーフォン「GRATINA KYF44」が登場！

京セラは1日、4G対応の折りたたみ型フォーチャーフォン（従来型携帯電話）「GRATINA KYF44」（Kyocera製）を製品化したと発表しています。GRATINA KYF44はKDDIの法人向け新商品として2024年8月1日（木）に発売され、「通常モデル」に加え、カメラとmicroSDカードスロットを利用できなくした「カメラ制限モデル」が用意されています。

また周辺機器として取り外し可能な「電池パック（型番：KYF36UAA）」（KYF36やKYF37、KYF38、KYF39、KYF41、KYF42、KYF43と共通）と「卓上ホルダ（型番：KYF39PUA）」（KYF39やKYF42と共通）が販売され、公式Webストア「au Online Shop」などで購入できるとのこと。

GRATINA KYF44は京セラがKDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」など向けに展開している「GRATINA」シリーズの最新機種で、フィーチャーフォンとしては2021年8月に発売された「GRATINA KYF39」以来の約3年ぶりとなり、新たに法人向けとなったほか、通常モデルに加えてカメラ制限モデルの2モデルが用意されました。

またこれまでのGRATINAシリーズと同様に引き続いて企画から設計・開発・試験・製造・アフターサービスまで、一貫して国内で実施している「JAPAN MADE」の製品となっており、さらに防水（IPX5およびIPX8準拠）や防塵（IP5X準拠）、耐衝撃（MIL-STD-810G準拠）に対応しつつ、無駄をそぎ落として使いやすさを追求した美しいデザインを採用し、安心して使えるアルコール除菌シートや泡ハンドソープでの手入れが可能で常に清潔に維持して使えます。

折りたたみ型を採用し、開くと約3.4インチFWVGA（480×854ドット）透過型TFT液晶（約1677万色表示）と数字キーなどのダイヤルキーがあり、閉じた正面に搭載された約0.93インチのサブディスプレイはパネル色を黒にしたことでコントラストが高くなってより見やすくなっています。サイズは折りたたんだ状態で約112×51×17.9mm、質量は約125g、本体カラーはブラックの1色のみ。

また手にしっかり馴染むラウンド形状で持ちやすく、キーデザインも見やすく、押しやすい今まで通りの快適な使い心地を実現し、着信に気づきやすい「でかバイブ」や同じ相手から10分以内に2回以上の不在着信が続くと段階的に着信音を大きくする「ステップアップ着信」、不在着信を定期的に知らせる「不在着信スヌーズ」、通話中の音声を自動で調整できる「聞こえ調整」などなどといった大事な電話を逃さない機能が充実しています。

加えてmicroSDカードスロット（最大32GB）も搭載しており、データの安全性を高めるmicroSDカードのデータ暗号化に対応し、さらに通話後に録音できる「あとから録音」機能や録音した音声を外部にエクスポートする「音声エクスポート」機能が利用できます。またバッテリーの寿命を延ばす「バッテリーケアモード」を搭載や災害時にも役立つ「FMラジオ」機能を搭載しました。さらに引き続いてストラップ穴も搭載。

主な仕様はMediaTek製チップセット（SoC）「Helio A22（型番：MT6761）」（クアッドコアCPU「2.0GHz Arm Cortex-A53×4、GPU「IMG PowerVR GE-class」）や1GB内蔵メモリー（RAM）、8GB内蔵ストレージ、USB Type-C端子、1500mAhバッテリー（取外可能）、約800万画素CMOSアウトカメラ、IEEE802.11b／g／n準拠（2.4GHz）の無線LAN（Wi-Fi）、Blueooth 5.1、位置情報取得（A-GPS）、緊急速報メール、＋メッセージ、auメール、PCメール、au世界サービスなど。ただし、CPUはトリプルコアに制限。

カメラ制限モデル

その他、テザリング（最大）やバイリンガル機能（日本語含む2言語）、簡易留守録のほか、PCメールやカメラ、マイクなどの各デバイスを管理できる「Device Controlアプリ」および特定機能を制限する「機能ロック」にも対応。なお、イヤホンマイク端子は搭載されていないため、有線でイヤホンマイクを使う場合は別売りのUSB Type-C変換ケーブルを利用する必要があるほか、ワンセグやフルセグ、おサイフケータイ（FeliCa）、NFC、ワイヤレス充電、Cメールは非対応。

携帯電話ネットワークはVoLTEをサポートし、対応周波数帯は以下の通りで、下り最大150Mbpsおよび上り最大75Mbpsに対応。SIMはnanoSIMカード（4FF）スロットが1つで、対応SIMは「au Nano IC Card 04 LE」。キャリアアグリゲーションは非対応。SIMロックはなし。連続通話時間（音声通話時／日本国内使用時）は約870分、連続待受時間（日本国内使用時）は約390時間、充電時間は約130分。

5G NR: -
4G LTE: Band 1, 3, 18
3G W-CDMA: Band I
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

記事執筆：memn0ck