【夏の丼ぶり】サバの水煮にトマトと味噌♪旨味食材のトリプル使いな「さばトマト丼」はどこかイタリアン風

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さまざまなメディアでおいしいレシピを紹介している、東京・恵比寿の人気和食店「賛否両論」の店主・笠原将弘さん。『きょうの料理』でも、夏野菜を使う丼を作っていましたよ~。イタリア料理でよく使われるトマト、ズッキーニ、パプリカ、にんにくを炒め、和の食材のサバの水煮缶とみそなどで調味。イタリア料理の野菜と肉の煮込み「カチャトーラ」を思わせる丼の具なのですが、サバの水煮を使うと、どんな味になるのでしょう?


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『きょうの料理』公式X(旧Twitter)がこちら!


イタリアンでよく使う食材とサバ缶で作る「さばトマト丼」の画像が、公式X(旧Twitter)にポストされていました。

パプリカの赤、ズッキーニの緑、玉ねぎの白、サバのピンク。カラフルな色合いに仕上がるので、食欲をそそる丼になりそう。

レシピ考案者は、東京・恵比寿の人気和食店「賛否両論」の店主である、笠原将弘さん。和食の料理人らしく、味付けにはみそ、酒、砂糖を使っていましたよ。

イタリアンと和食が融合したような夏野菜たっぷりの丼、作ってみます♪

サバの水煮缶で手軽に♪「さばトマト丼」を作ってみた!



【材料】(2人分)
サバ缶(水煮)…1缶
トマト…1個
ズッキーニ…1本
玉ねぎ…1/2個
パプリカ(赤)…1/2個
にんにく…1かけ
みそ…大さじ1
酒…大さじ1
砂糖…小さじ1
塩…少々
黒こしょう…少々
サラダ油…大さじ1
ご飯…丼2杯分

1. トマトは、ヘタを取り除いてざく切りにします。玉ねぎをくし切りに、ズッキーニを乱切りに、パプリカを2cmの角切りに、にんにくを薄切りにします。



トマトとパプリカの赤、ズッキーニの緑、玉ねぎの白。鮮やかなイタリアンカラーの夏野菜を、たっぷりと使います。

2. フライパンにサラダ油を引き、中火で熱します。にんにく、玉ねぎ、ズッキーニ、パプリカを加えて塩を振り、じっくりと炒めます。



5分ほど炒めると玉ねぎが透明になり、ズッキーニにも、うっすらと焼き色が付きました。

3. トマトと、煮汁ごとのサバ缶を加え、軽く混ぜて5分ほど煮ます。



トマトとサバ缶の煮汁で、野菜を煮込みます。サバの水煮が崩れないよう、あまりかき混ぜないのがポイントです。5分ほど煮込むとトマトが煮崩れて、煮汁がトマトスープのような色になりました。

4. みそ、酒、砂糖を加えて、さらに煮汁がなくなるまで5分ほど煮込みます。



みそを溶かすと、急に和食を作っているような香りに変わりました。



今回は8分ほど煮込むと、煮汁がほぼなくなりました。これをご飯にかけて、黒こしょうを振ったら完成です。



サバとトマトの旨味が広がる♪ごろっとしたズッキーニ入りで食べ応えあり!



東京・恵比寿の人気和食店「賛否両論」。その店主・笠原将弘さん考案の「さばトマト丼」が完成しました。サバの水煮とズッキーニがごろごろと入っていて、角切りの赤いパプリカが、華やかな彩りを添えています。

カラフルな色合いの丼なので、食べる前からテンションがアップ♪



ズッキーニ、サバの水煮、パプリカをご飯に乗せ、パクリ!サバの水煮の旨味と塩味、トマトの軽やかな酸味と甘さが広がります♪だしを使っていませんが、サバの水煮缶の旨味が強く、あっさり系の味わいながらも、濃厚なおいしさ。

トマトとみその効果で、洋と和、どちらの雰囲気も感じます。サバは、ほろっとやわらか。ズッキーニは大ぶりなので食べ応えがあり、シャクッとしたやわらかさと瑞々しい歯ごたえを楽しめますよ。

サバの水煮缶にトマトとみその旨味で相乗効果♪だし不要でおいしい丼に



人気和食店「賛否両論」の店主・笠原将弘さんが考案した「さばトマト丼」は、素材の味わいが活きた、さっぱりとしながらも旨味が広がる丼でした。

サバの水煮缶とみそを使うので、みそ味のサバ缶でもよさそうに感じましたが…。みそをほんのり効かせ、サバのおいしさを味わいの主軸に据える狙いが伝わる一品でした。

レシピを見た時は、イタリア料理「カチャトーラ」の魚バージョン?と思いましたが、サバの旨味が全面に出ていたので、まったく別物でしたよ。

ズッキーニを大きめの乱切りにすることで食べ応えが出て、夏野菜をたっぷり食べた!という満足感も得られます。簡単に、おいしく作れる丼なので、ぜひ!