中川安奈アナのInstagramより

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 パリ五輪の中継を巡りNHKの中川安奈アナ(30)が話題沸騰だ。

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【写真12枚】中川安奈アナの「何も着てない」疑惑の1枚 Instagramには“身体のラインくっきり”な「ぴたぴたニット姿」が大量に投稿されていた

 NHK総合で7月27日の午前1時から始まった「パリオリンピック2024 まもなく開会式」でのこと。

中川アナ:パリオリンピック2024、開会式まであと1時間半です。4年に1度の祭典がいよいよ幕を開けます。日本の皆さんこんばんは!

――と、カメラがエッフェル塔のアップの映像から次第に引いていくと、右からパリ在住の女優・杏(38)、元体操選手でNHKパリオリンピック2024アスリートナビゲーターの内村航平(35)、そして中川アナが並んでいた。中央の内村はダークスーツ、両脇の杏と中川アナは白いジャケットを着ていた。ところが、ここからネット上では、中川アナの服装が物議を醸した。

中川安奈アナのInstagramより

「NHKのアナ、何も着てないのかと思うじゃん」「ふつうに服着てるようにしか見えない」などという声が喧々囂々……開会式どころではなくなったのだ。

 彼女が白ジャケットに下に着ていたのがベージュのニットだったため、光の加減や角度によってはジャケットの下に何も着ていないようにも見えたようだ。民放プロデューサーは言う。

「しかも“NHKの峰不二子”の異名を持つ彼女ですから、ボディコンシャスなニットがピタッとカラダに張り付いていて、否が応にもそこに目が行ってしまう。すっかりゲストの杏や内村を食ってしまいました」

 ネット民はすかさず彼女のInstagramをチェックした。

アナウンサー気質

「彼女のインスタにはプライベート感が満載の写真が数多くアップされていました。もともとそういう服が好きなのか、ピタピタのニット姿やお風呂上がりの写真、バーカウンターに胸を載せた写真なども掲載されており、『NHKのアナウンサーらしくない』と話題になりました。その後、一部の写真が削除されたことで注目に拍車がかかりました」

 かつて“スイカップ”アナとして注目された元NHK山形放送局の古瀬絵理アナ(46)を思い出した方もいたのではないか。

「彼女は契約社員でしたが、中川アナは歴としたNHKのアナウンサーです。2016年入局で、同期には22年4月まで『ブラタモリ』のアシスタントを務め、今年の初めに結婚・妊娠が明らかになった浅野里香アナ(30)がいます」

「品がない」「ジャケットの前を閉めるべき」と報じたメディアもあった。

「賛否はさておき、業界の人間として言わせてもらえば、アナウンサーとはそういう人々です。テレビに出たくて出たくてたまらない人がアナウンサーになるのです。アナウンサーという職業は出たがりでないと務まりません。その一方で、自分がどう見られているか、どう評価されるかについては鈍感なんです。鈍感でなければ大成はしません」

 いくら鈍感でも、ここまで注目されたことは彼女にも伝わっているだろう。今後、彼女はどうするのだろうか。

「これをステップにさらに名を挙げ、フリーとなって民放へ、というシナリオが見えてきます。彼女の場合、堅くて不自由なNHKより、民放のほうが合っています。そう考えるとフリーになるでしょうね。確率は100%と断言します」

 NHKからフリーになったアナウンサーといえば、最近では有働由美子アナ(55)が思い浮かぶ。

NHKアナの現実

「彼女は『あさイチ』で人気となり、『紅白歌合戦』の司会を通算7度も務めてフリーとなりました。“クボジュン”こと久保純子アナ(52)や膳場貴子アナ(49)もNHKの頂点である『紅白』の司会を経験してからフリーになりました。民放に比べ給料は安いですし、しかも公共放送というしがらみに縛られ、さらに、今後、地方局への転勤だってありえますからね」

 今回、話題にはなった中川アナは、「紅白」の司会を務めるほど売れるだろうか。

「その意味で言えば、参考になる先輩がいます。12年前にNHKを退局した超売れっ子のフリーアナに、中川アナは喋り方や行動、顔立ち、表情までよく似ています」

 そんなNHKアナがいただろうか。

「神田愛花アナ(44)ですよ。NHK時代の彼女は『爆笑オンエアバトル』の司会くらいしか知られた実績はありませんでした。ところが、フリーになって、お笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀(52)と結婚して以来、私生活も明け透けに喋り、一気に売れっ子になりました。今や平日昼の『ぽかぽか』(フジテレビ)だけでも推定1日30万円、それが週5日、年50週で7500万円もの収入です。他の番組やイベントを含めれば、軽く1億円以上は稼いでいるでしょう。中川アナは、この先輩の道を行こうとしているのだと思います。実際、彼女は『あさイチ』のリポーターを経て、22年から『サンデースポーツ』のキャスターを務めていますから、すでに神田アナの実績を上回っています」

 民放向きの彼女たちは、なぜNHKに入局したのだろう。

「最初から民放に行ったほうがいいと思うかもしれませんが、民放キー局は5局合わせても女性アナウンサーの新卒は10人程度しか採用しません。和久田麻由子アナ(35)のような稀有な例は除いて、本音を言えばみんな、仕方がなく採用人数が多いNHKに入っている面があります。民放の番組だけでなく、企業や映画、舞台のイベントなど、華やかで実入りのいいフリーを虎視眈々と狙っているのです」

 中川アナはいつごろフリーになるのだろう。

「今回の件で上司や局からつべこべ言われるようなことになったら、即刻、辞めるかもしれませんね。もっとも、今やNHKも話題になることは歓迎しがちですから、お咎めはないと見ますね。とはいえ、今以上のポジションは望めそうもありませんし、ニュース番組を担当する実力派でもない。『あさイチ』では主婦層からの受けも望めそうもない。となれば、来年くらいにフリーになるのではないでしょうか」

デイリー新潮編集部