【中京記念】横山典「いい状態で秋競馬を迎えられれば」アルナシームが重賞初制覇
7月21日、小倉競馬場で行われたG3・中京記念(芝1800m)は、5番人気のアルナシームが嬉しい重賞初制覇を飾った。ゴール前では3頭の追い比べで重賞勝ち馬をしぶとく競り落とした。
中京記念、勝利ジョッキーコメント
1着 アルナシーム
横山典弘騎手
「位置取りにはこだわらないで、とても繊細な馬なので、馬のリズムだけをいつもどおり気をつけて、特に今日は気をつけて乗りました。勝つときはこういうもんですね。下がちょっと緩かったので、ちょっと脚元を取られるような感じでモタモタしたんですけど、よくしのいでくれました。(ゴールした瞬間は)勝ったと思いました。初めて跨がらせてもらった3走前の競馬から、先生と厩務員さんと3人であれこれ意見を出し合いながら、本当にアルナシームに寄り添って勝てたこの一戦だったのでとても嬉しいですし、このままいい状態でまた秋競馬を迎えられればいいなと思ってます」
レース結果、詳細は下記のとおり。
7月21日、小倉競馬場で行われた11R・中京記念(G3・3歳上オープン・ハンデ・芝1800m)は、横山典弘騎乗の5番人気、アルナシーム(牡5・栗東・橋口慎介)が勝利した。クビ差の2着に2番人気のエピファニー(牡5・美浦・宮田敬介)、3着に1番人気のエルトンバローズ(牡4・栗東・杉山晴紀)が入った。勝ちタイムは1:47.2(良)。
3番人気で田口貫太騎乗、ニホンピロキーフ(牡4・栗東・大橋勇樹)は、5着敗退。
大混戦のゴール前横山典弘騎乗の5番人気、アルナシームが嬉しい重賞初制覇を飾った。直線では重賞勝ち馬2頭との激しい追い比べで大接戦を演じた。G1常連のエルトンバローズを競り落とすと、内から小倉巧者のエピファニーが急追。ゴール前ではもうひと踏ん張りしてエピファニーもクビ差凌ぎ切った。
アルナシーム 20戦6勝
(牡5・栗東・橋口慎介)
父:モーリス
母:ジュベルアリ
母父:ディープインパクト
馬主:ライオンレースホース
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 アルナシーム 横山典弘
2着 エピファニー 杉原誠人
3着 エルトンバローズ 西村淳也
4着 ロングラン 松山弘平
5着 ニホンピロキーフ 田口貫太
6着 ボーデン 団野大成
7着 カテドラル 幸英明
8着 タガノパッション M.デムーロ
9着 ソレイユヴィータ 吉村誠之助
10着 アナゴサン 松若風馬
11着 ワールドリバイバル 小牧太
12着 セルバーグ 和田竜二
13着 セオ 岩田康誠
14着 テーオーシリウス 西塚洸二