フラッグシップスマホ「Xiaomi 13T Pro」の日本向けメーカー版がAndroid 14に!

小米技術日本(以下、シャオミ・ジャパン)は17日、同社が展開する「Xiaomi」ブランドで2023年12月に発売した5G対応スマートフォン(スマホ)「Xiaomi 13T Pro」(Xiaomi Communications製)のメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)「Xiaomi 13T Pro(型番:23088PND5R)」に対して最新OS「Android 14」ベースの独自プラットホーム「Xiaomi HyperOS」(以下、HyperOS)へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2024年7月17日(水)より順次提供開始するとお知らせしています。

まずはXiaomi 13T Pro 23088PND5Rの一部より順次提供され、順次対象を拡大していき、全体にソフトウェア更新が配信されるまで最大で2週間程度かかるとしています。なお、Xiaomi 13T Proは日本ではメーカー版以外にもソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」向け「Xiaomi 13T Pro(型番:A301XM)」が販売されていますが、すでに紹介しているようにSoftBank版については2024年5月23日(木)より同様のAndroid 14ベースのHyperOSが順次提供されています。


Xiaomi 13T Pro A301XMはXiaomiが展開する高性能ながらも価格を抑えたフラッグシップスマホ「Xiaomi 13T」シリーズの上位機「Xiaomi 13T Pro」のSoftBank版で、チップセット(SoC)にMediaTek製「Dimensity 9200+」を搭載して高性能となっているほか、新たにカメラ機能として独自開発した「Xiaomi Imaging Engine」を搭載し、Xiaomi ProCutやモーショントラッキングフォーカスなどに対応しています。なお、Xiaomi 13T Proは海外ではLeica Camera(以下、ライカ)が監修したカメラ機能となっていますが、日本向けはライカ監修ではありません。

前機種「Xiaomi 13T Pro」や前々機種「Xiaomi 11T Pro」と同様に大容量な5000mAhバッテリーを搭載しながらも最大120Wの超急速充電「Xiaomi HyperCharge」に対応しており、空の状態から最短19分で100%まで充電でき、ソフトバンクではXiaomi 13T Proに続いてXiaomi 13T Proを超急速充電に対応した製品である「神ジューデン」として訴求しています。なお、日本ではSoftBank版のほか、オープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)がともに2023年12月に発売されました。


主な仕様は約6.7インチ1.5K(1220×2712ドット)有機ELや8GB内蔵メモリー(RAM)、256GB内蔵ストレージ、USB Type-C端子、Wi-Fi 6E(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠)、Bluetooth 5.4、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、位置情報取得(デュアルバンドGNSS)、赤外線リモコン、X軸リニア振動モーター、デュアルスピーカー、Dolby Atmos、ハイレゾ音源、近接センサー、360°周囲光センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、リニアモーター、カラーセンサー、フリッカーセンサー。

<フロントカメラ>
・約2000万画素CMOS(1/3.47型、1画素0.8μm)+広角レンズ(F2.2、5P、画角78°)

<リアカメラ>
・約5000画素CMOS(ソニー製「IMX707」、1/1.28型、1画素1.22μm、4in1)+広角レンズ(F1.9、焦点距離24mm、7P、ALD、OIS)
・約5000万画素CMOS(OmnVision製「OV50D」、1/2.88型、1画素0.61μm)+望遠レンズ(F1.9、焦点距離50mm、5P、光学2倍ズーム、デジタル20倍ズーム)
・約1200万画素CMOS(1/5.06型、1画素1.12μm)+超広角レンズ(F2.2、焦点距離15mm、5P)

また防水(IP8X)および防塵(IP5X)に対応。本体色はブラックおよびメドウグリーン、アルパインブルーの3色展開で、サイズおよび質量はブラックおよびメドウグリーンでは約162×76×8.5mmおよび約約206g、アルパインブルーでは約162×76×8.6mmおよび約約200g。携帯電話ネットワークは5G NR方式のNSAおよびSAをサポートし、対応周波数帯は以下の通り。SIMはnanoSIMカード(4FF)およびeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。

・新フラッグシップスマホ「Xiaomi 13T Pro」が12月8日に発売!価格はメーカー版が10万9800円、SoftBank版が11万4480円 - S-MAX
・19分フル充電とDimensity 9200+、144Hzリフレッシュレートなど!新ハイエンドスマホ「Xiaomi 13T Pro」を試す【レビュー】 - S-MAX

5G NR: n3/28/41/77/78
4G LTE: FDD Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28,
TDD Band 38/39/40/41/42
3G WCDMA: Band 1/2/4/5/6/8/19
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

発売時にはAndroid 13ベースの独自ユーザーインターフェース「MIUI 14」をプリインストールしていましたが、今回、最新のAndroid 14ベースの「HyperOS」が提供開始されました。なお、HyperOSは「ヒト×クルマ×ホーム」のスマートエコシステム向けに設計され、IoT環境に一貫性を持たせた人間を中心としたすべてのエコシステムデバイスを単一の統合されたシステムフレームワークに統合するオペレーティングシステムとなっているとのこと。

<Xiaomi HyperOSの特徴の一部>
パフォーマンスの最適化
 さまざまなハードウェアの性能を最適化し、効率的に最大のパフォーマンスを引き出します。システムファームウェアの占有率が大幅に減少、ストレージの読み込み速度の減退もほぼありません。
・タスクの平均時間14%削減
・クリティカルタスクの待機時間72時間削減
・割り込み遅延14%削減
・メッセージの遅延17%削減
・タスク切り替えの遅延16%を削減

UIグラフィックの進化
・複雑なレンダリング表現
・強力なヴィジュアルレンダリング性能
・様々なディスプレイ対応(スマートフォン/タブレット)
・新しいウィンドウコントローラーにより、ウィンドウの形状を簡単に切り替え可能
・分割画面ウィンドウは個別に開閉可能
・Workstationで大画面の生産性の可能性を最大限に引き出します

セキュリティの強化
 包括的なハードウェアレベルの保護を備えた、コネクテッド時代のための安全なプライバシーフレームワーク
・エンドトゥエンドのセキュリティ

※製品によって、適用されるXiaomi HyperOSの機能は異なる場合があります。

HyperOSの詳細は以下をご参照願います。
https://www.mi.com/jp/hyperos/


Xiaomi SIMフリースマートフォン Xiaomi 13T Pro 12GB+256GB プログレードカメラ 120Wハイパーチャージ 144Hz駆動 MediaTek Dimensity 9200+ IP68防水防塵 FeliCa対応 docomo/au/SoftBank/Rakuten Mobile 回線対応 ブラック
シャオミ(Xiaomi)
2023-12-08




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記事執筆:memn0ck


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