「絶対に見たくない」松重豊『孤独のグルメ』映画化で「恋愛入れたい」発言に批判続出も…一部ファンは歓迎するワケ
7月10日、人気ドラマシリーズ『孤独のグルメ』(テレビ東京系)のプロジェクト発表会見がおこなわれ、2025年1月10日に映画化作品『劇映画 孤独のグルメ』が公開されると発表された。
さらに、長らく主人公・井之頭五郎を演じてきた松重豊が同映画の監督を務めると発表されたが、彼の発言に批判が続出しているのだ――。
「最初のプロデューサーは出世して現場に来ないし、次のプロデューサーもその次のプロデューサーも辞めてしまった」と、現場での人材不足を実感したことが、映画化を進行させたことのひとつの要因だったと松重は明かした。
そして、監督としてこんなアイデアを披露したのだ。
「物語としていちばん大事なのはラブストーリーを入れたい。自分がラブストーリーのセンターに立つのではなく、ラブストーリーを主軸にしたい。あと大冒険ものにもしたい」
これまで、街をぶらつきながら見つけたお店で“ただただ食事をする”という内容が視聴者の心を掴んできた『孤独のグルメ』だったが……。
松重の発言が報じられると、Xではこんな批判の声が多く聞かれたのだ。
《孤独のグルメ、人間じゃなくて食べ物が主人公だったから好きだったのに…。ラブストーリーが入るんならむしろ絶対に見たくない》
《映画化するのはうれしいことなんだけど、ラブストーリーを入れたい…? ラブストーリー…?》
《ラブストーリーとかいらんねん、ただただ五郎がメシ食ってる日常ストーリーやからこそおもろいねん》
一方で、松重は映画のストーリーについて、まずフランス・パリを舞台にスタートすると明かしたが、エンタメ系ライターは「これが大きなヒントになっています」と言う。彼が続ける。
「じつは原作漫画で、パリのパーティで出会った小雪(さゆき)という五郎の元カノが登場していました。彼女は現地に住んでいる女優で、パリでの同棲を提案されましたが、五郎は断わっています。
ドラマ版でも小雪のことは匂わされており、2012年のシーズン1では、モデルで女優の目黒真希さんが演じる形で登場。そして2017年のシーズン6にも、五郎の回想でシーズン1と同じ小雪のシーンが登場していたんです」
これを知っている、一部のファンからは歓迎の声もあがっていたのだ。
《ねぇ…パリでラブストーリーってことはさゆきが出るってこと…?第1シーズンからの伏線をやっと回収してくれるの?》
《孤独のグルメ(原作)にはラブコメ回もある。ちゃんとパリを舞台にした元カノ(小雪)との話なので、直ちに原作破壊というわけではない》
《原作の元カノ?っぽい女優いたよな。あの辺が出るんか?》