効果的な歯みがきと実現可能性
飼い主に連れられて散歩しているワンちゃん。たまに立ち止まってマーキングします。排尿よりも頻度は低いけど、時には踏ん張って排便しているところを目にします。最近のワンちゃん達、昔よく見掛けていた行動を取らなくなったことに気が付いた。排便した後に後ろ足で地面を蹴るしぐさ。なぜ後ろ足で砂を掛ける行動を取るのでしょうかね?諸説あるようですが、とにかくいちいち蹴り上げる行為が不要になってきたのは確かなようです。ワンちゃんが後ろ足を使わなくなったのは、習性の退化なのでしょうか?
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ホッキョクグマの歯やあごは、陸上で生活しているヒグマの頑丈さより劣るという。太古の頃から柔らかいアザラシの肉、漂流しているクジラの死体などを主食にしている。どんぐりが代表的な硬い木の実をかみ砕く必要がない。それぞれの生活環境によって、からだの仕組みが異なっていく。それが種の分化、進化なのでしょう。
ネコはマタタビに目が無いのです。他の事に気を取られることなんて無いくらいにスリスリ、デレデレしてしまう。まさに一心不乱という表現がピッタリです。マタタビにはネピタラクトールが含まれていて、蚊を寄せ付けない効果があるとか。だけど、ネコの飼い方も時代とともに変化している。ネコちゃんがマタタビに目がない習性は、そのうちに無くなってしまうのか?
健康的な生活習慣を無くしてはいけません!
ワンちゃんも飼い主に歯を磨いてもらう時代です。ようやく社会に定着した歯みがき習慣は、この先も息づいて欲しい。そのためにも、次のフェーズとしてより良いみがき方を試して“進化”させてみませんか?
ちなみに、私は簡単なことですがこう決めています。
歯みがきの回数
朝起きた時,お昼を食べたあと,夜寝る前 最低3回/日
みがく順番
左下奥歯 → 下顎前歯の表裏 → 右下奥歯 → 右上奥歯 → 上顎前歯の表裏 → 左上奥歯 → 舌の表面
歯ブラシの動かし方
歯と歯肉や詰め物の境も狙って、小刻みにブラッシング
この3つを守ると、私のブラッシング時間は5分になります。
歯並びや咀嚼の癖などが影響して、どこにプラークが溜まりがちなのか?自分が一番知っているはずです。上記2を守るとお口の中全体を満遍なく磨ける。しかも大雑把にブラシを動かさずに、ターゲットを絞って小さな動きを繰り返すとしっかり汚れを落とせます。
ちなみに歯みがきの後のうがいは1回だけです。
せっかく再石灰化のために歯の表面に残した、フッ化物を含んだアパタイトを洗い流してしまうからです。(※)
歯ブラシの毛の状態が悪くなり広がったままであったり、フッ化物(フッ素)がしっかり入った歯みがき剤を使っていなかったりする。あれやこれや、歯磨きいろいろチェックし始めると、こだわりが多くなってブラッシングが面倒になってしまう。だから、今はこの3項目に留めているのです。残念ながら、歯間ブラシやフロスにまで手が届いていない現状です。
次いでながら、使い古しの歯ブラシは浴室の床や溝、ガラスの隅の汚れ落としに応用しています。スポンジでは行き届かない場所に効果的です。さすが狭い口腔内向けの衛生用品だと、当て付けっぽく感心してしまうのです。毛先が広がってしまっても、用途によっては十分機能を果たしてくれます。細かな汚れがちゃんと落とせますよ。
歯みがきにいくら時間を掛けても、他の注意点を疎かにすれば効果は下がる。
だけど、細かなことにこだわり過ぎるのも良くない。歯みがき方法の取り合わせで起こる“進化”は止まってしまいそうです。実現可能性を維持することが肝要です。
いいかげんで終わらせる歯みがきよりマシだと思いながら、毎日3つの歯みがき術(?)を続けているのです。
【出典】
(※)日本歯科医師会ホームページ
[文:健康わくわくサイト]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸
幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 〜 免疫検査を通しての患者様への想い 〜 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。