スコットランドDFの危険足裏タックル発生【写真:ロイター】

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EURO開幕戦でスコットランドDFの危険足裏タックル発生

 ヨーロッパ最強国を決める欧州選手権(EURO)が現地時間6月14日に開幕。

 開催国ドイツがスコットランドとの開幕戦を5-1で制し白星発進となったなか、スコットランドDFが相手に危険タックルを見舞い、一発退場を命じられる場面が発生。スパイク裏が足首に食い込む場面が鮮明に捉えられ、海外メディア上でもその場面に熱視線が注がれた。

 問題のシーンが起きたのは、ドイツが2-0とリードして迎えた前半44分だった。スコットランド陣内のゴール前でシュートのこぼれ球に詰めようとしたMFイルカイ・ギュンドアンに対してスコットランドDFライアン・ポーテアスが突進。ギュンドアンは足首付近を抑えながらその場で転がり、負傷をアピールする仕草を見せた。

 スロー映像からは、ギュンドアンの右足首にポーテアスのスパイク裏が直撃していた事実が判明。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でオンフィールド・レビューが実施された結果、ポーテアスには危険プレーによる反則で一発レッドが提示され退場処分に。ドイツにはPKが与えられFWカイ・ハフェルツが冷静に決めた。

 スパイク裏が足首に食い込む衝撃の瞬間は反響を呼び、海外メディア上でも注目の的に。英紙「ザ・サン」は「史上最悪のタックルで退場」と伝え、「ファンはポーテアスの狂気の瞬間を信じられず、SNS上で感想をシェアした」として「最悪のタックル」「足を折るタックル」「酷い」「とんでもないタックルだ」といった反応が寄せられたことを紹介した。

 なお、危険タックル被害に遭ったギュンドアンは幸い、大事には至らず90分間フル出場。一方で1人退場者と出し、最終的に5失点で成す術なく敗れたスコットランドにとっては、悪夢の大会開幕戦となってしまった。(FOOTBALL ZONE編集部)