2億の借金→解散「auのCMソング」で大ヒットしたミュージシャンが再結成 ファン驚き「懐かしすぎる」
6月4日、音楽ユニット・キマグレンが再結成すると発表した。
キマグレンは逗子育ちの幼馴染である、クレイ勇輝(43)とISEKI(43)による二人組ユニット。’08年5月にメジャーデビューを果たし、同年5月にリリースした2ndシングル『LIFE』の表題曲が「au Smart Sports」のCMソングに起用され、配信350万DLの大ヒットに。「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たすなど人気を博したが、結成10周年を迎えた’15年7月に解散した。
そんなキマグレンだが4日、公式サイトで再結成を発表。クレイは再結成を待望していた母親が亡くなったことがきっかけだと明かし、ISEKIは《9年という歳月が経ちキマグレンをまたやりたいという想いが二人の中に生まれその気持ちに素直に従ってまた二人で歩いていくことにしました》とコメント。さらに再結成に際し加山雄三(87)や小田和正(76)、TUBEの前田亘輝(59)や大黒摩季(54)といった錚々たるミュージシャンが祝福のメッセージを寄せている。
キマグレンといえば’05年に、逗子海岸で海の家と一体化したライブハウス「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」を立ち上げたことで知られる。しかし経営は多難で、メンバーのクレイは波瀾万丈な人生を歩んできたようだ。
「クレイさんは『音霊』の土地代や建築費、有名アーティストのギャラなどが重なり、3年目まで1億円の借金を背負っていたそうです。路頭に迷ったタイミングでキマグレンがメジャーデビューとなり、借金苦に喘ぐ苦しみを歌にした『LIFE』で見事大ブレイク。その結果、借金を返済することができました。
キマグレンのブレイクがきっかけで『音霊』も好調となり、’10年夏には4億円の売り上げを記録するほど大盛況。しかし、『音霊』を由比ヶ浜に移転したところ、移転費用などがかさんでしまい今度は借金が2億円に。自己破産する必要があり、キマグレンの解散も決意。しかし解散の直前で、大手企業がクレイさんの会社を借金ごと買収し、自己破産は逃れたそうです」(音楽関係者)
非常に濃い人生経験を経て、9年ぶりに復活するキマグレン。Xでは再結成に対して、驚きと共に喜ぶ声がこう上がっている。
《再結成おめでとうございます またキマグレンの名曲が聴けるのが楽しみです》
《嬉しいいぃいい〜〜〜待ってましたああああ!!!!!絶対会いに行きます!!!!!》
《お帰りなさい。ラストライブが終わったあの日から…ずっとこの日が来るのを待っていました
ありがとう!!》
《き、き、キマグレン、復活するの!!?懐かしすぎる。嬉しいわー》