大阪に新たなご当地餃子が誕生。中学生が考案した「泉佐野ギョーザ」とは
画像はイメージです |食楽web|
●大阪・泉佐野市の中学生たちが生み出した新たなご当地グルメ「泉佐野ギョーザ」とは?
餃子で有名な栃木県の宇都宮市や静岡県の浜松市が有名で、いずれも全国区の名声を誇っていますが、最近、大阪・泉佐野市の子ども食堂を利用する中学生たちが、新しいご当地グルメの開発に挑戦し、話題になっています。
メニュー名は「泉佐野ギョーザ」。地元の泉州タマネギ、松波キャベツ、犬鳴ポークなどが具材に使われています。タマネギは生と炒めたものを同時に使用。焼き加減や隠し味にもこだわった餃子は、タレなしで食べられるほどしっかりと味付けされているのが特徴です。
中学生たちが考案から9ヶ月かけて開発
泉佐野市と関西国際空港を結ぶスカイゲートブリッジR
「関西空港への通過点となりやすい泉佐野に、わざわざ訪れる目的となる名物をつくろう」という目的で2023年7月から始まった餃子づくりは、特定非営利活動法人キリンこども応援団が運営する子ども食堂による体験プロジェクトの一環でスタートしたもの。
ラーメン・ハンバーグ・餃子の中から、泉佐野の食材を多く使いやすい餃子に決定。9人の中学生が宇都宮餃子などの餃子14種類を試食し、材料・皮・餡などを分析しながら試行錯誤。2024年1月にメニューが完成しました。
子ども食堂に通う小中学生に向けた試食会を実施した後に、南海泉佐野駅そばの「まちば拠点」にて限定80食を提供。今年3月には泉佐野市役所の試食会で披露。市長や市職員との意見交換も行われました。
まとめ
こちらは宇都宮の餃子[食楽web]
最終目標は「泉佐野に行けばいつでも食べられる餃子」。将来的には「泉佐野ギョーザ」を近隣の飲食店20店舗に採用してもらうことを目標にしているそうで、2024年度中には泉佐野ギョーザの食べ比べイベントの開催も検討中とのこと。泉佐野市の「泉佐野ギョーザ」の今後の動向に注目です。